フィリピン最大のリゾート地、セブの中心地から南に向かうこと約3時間。そこで出会えるのは、セブで一番ともいわれる透明度の海に囲まれたスミロン島です。日本人にもあまり知られていない秘境リゾートで、絶景の海を満喫しましょう。

スミロン島は美しい景観を守るため入島制限が設けられているので、アクセス方法が限られます。そこで、詳しい行き方や現地で人気のアクティビティ、そして島内唯一の贅沢なリゾートホテルを一挙ご紹介します。

※1フィリピン・ペソ=約2.3円(2020年6月)

スミロン島とその魅力とは

ビーチ

セブでナンバーワンの透明度を誇る海

アジア屈指のリゾート地として有名なセブ島にいるのに、なぜそこから移動して別の島を目指すのか、疑問に思うかもしれません。

その最大の魅力は、セブで最も透明度が高いといわれる海です。スミロン島周辺は海洋保護区に指定されており、鮮やかなサンゴ礁や熱帯魚が自然のままに生きる海が広がっています。

入島制限が設けられ、1日に限られた訪問者だけがその絶景を目にできる島。せっかくセブを訪れたのなら、絶対に足を延ばしてその感動を味わってほしい場所なんです。

刻々と表情を変えるサンドバー

スミロン島の北西に広がる砂浜は「サンドバー」と呼ばれ、潮の満ち引きや季節によって姿を変えます。一度として同じ表情を見せることはなく、ずっと見ていても飽きないほどです。

真っ白な砂浜から透明な海へ、そしてその先のターコイズブルーの海へと続いていく自然のグラデーションは、思わず息をのむような光景です。

日帰りアクセス

夕日と人々

ツアーを利用する

行き方として最も簡単でおすすめなのが、セブシティからの送迎とスミロン島上陸がセットになったツアーを利用することです。日本の旅行代理店でも取り扱っているところが多く、日本語で予約できる点も安心。

島への玄関口となるオスロブでジンベエザメとのシュノーケルを楽しんだ後、船で15分ほど移動してスミロン島へ上陸するツアーが一般的です。島には入島制限があるため、ツアーが定員に達すると締め切られてしまいます。なるべく出発の1週間前までには予約しておきましょう。

島には上陸せず、海洋保護区でシュノーケルを楽しむだけのツアーもあります。しかし、時間が許すのであれば上陸し、自然あふれる島の魅力にも触れることをおすすめします。

ブルーウォーターホテルのデイユース

スミロン島

ブルーウォーターホテルとは

ツアーを利用せず、個人でアクセスすることも可能です。この場合、島にただ1軒のリゾートホテル、ブルーウォーターホテルのデイユース利用がおすすめ。現在はこのホテルがスミロン島全体を所有しており、ゲストにさまざまなサービスを提供しています。

ブルーウォーターホテルのデイユース

デイユースを利用して島に上陸したゲストは、宿泊客しか立ち入れない一部区域を除き、自由に島内を散策できます。

また、ホテル内のレストランやスパ施設を有料利用できるほか、ホテルが提供する各種アクティビティにも申し込みが可能。気ままにたっぷりとスミロン島を満喫できます。

ブルーウォーターホテルへのアクセス

ホテルに向かうためには、セブシティからバスでオスロブまで移動する必要があります。オスロブ方面のバスが出ているのはセブシティの「南バスターミナル」。CeresやSunraysといったバス会社が運行しており、運賃は片道200フィリピン・ペソ(約460円)前後です。

乗るのは「BATO Oslob」行きのバス。乗車したら、運転手に「ブルーウォーターホテルの港で降ろしてほしい」と伝えてください。分かりやすい場所に降ろしてくれます。

デイユースの受付け

港の前にホテルの事務所があるため、ここでデイユースの受付けをしましょう。デイユースは基本的に当日の受付けで利用できますが、繁忙期は希望する時間のボートに乗れない可能性も。デイユース利用の場合も早めに予約しておくと安心です。

スミロン島唯一のリゾートホテル「ブルーウォーター」

部屋

こんなに魅力的なスミロン島、ゆっくり滞在できたらすてきだと思いませんか?ブルーウォーターホテルは島唯一の宿泊施設。そのため「1島1リゾート」とも呼ばれており、一度は泊まってみたいリゾートホテルです。

客室にはデラックスルーム、ヴィラ、グランピング(乾季限定)が用意され、総客室数は30未満。プライベート感あふれる滞在が可能です。何より、スミロン島の幻想的な朝日と夕焼けを目にできるのはこのホテルの宿泊者だけなんです。

宿泊料は1泊10,000フィリピン・ペソ(約23,000円)からとフィリピン内では高級ですが、それに見合うだけの贅沢な時間が約束されています。

基本情報

  • 名称:BLUEWATER SUMILON ISLAND RESORT
  • 住所:Sumilon Island, Oslob, Cebu, Philippines
  • アクセス:Bancogon Oslobバス停から専用ボートで約10分
  • 公式サイト:https://www.bluewatersumilon.com.ph/

スミロン島でのアクティビティ

熱帯魚

自然を全身に感じる

島に上陸して自由時間ができた場合、ゆっくり散策するもよし、アクティビティに参加して自然を感じるもよし、です。ここではスミロン島で体験できるアクティビティの中でも、特に人気のものをご紹介します。

シュノーケルで色とりどりの世界へ

透明度の高い海を誇るスミロン島で最も人気のアクティビティは、シュノーケルです。島周辺には浅瀬が広がっており、顔を少し水につけただけでカラフルなサンゴ礁と熱帯魚たちの姿に圧倒されます。深く潜れなくても楽しめるので安心してくださいね。

浅瀬で波も穏やかなため、小さな子ども連れの家族もみんなで楽しめるのが魅力のひとつです。

島内部でトレッキング

海に注目が集まりがちなスミロン島ですが、緑豊かなことでも知られています。レベルに合わせたトレッキングコースが設定されており、ガイド同伴でなくても気軽に楽しめます。

全てのルートが舗装されているわけではなく、険しい山道を進む箇所もあります。ビーチサンダルでは歩けませんので、トレッキングに挑戦する場合は必ず歩きやすい靴を準備してください。

スミロン島を楽しむうえでの注意

スミロン島

時間に余裕をもって

日帰りのツアーで行く場合、遅くても午前6時には出発するものが多いです。集合時間に遅刻すると他の参加者に迷惑をかけますので、気を付けましょう。

また、日帰りで訪れる場合は1日がかりの行程になります。夕方のセブ本島は交通が非常に渋滞するため、セブ市街に戻るのは夜になると考えてください。帰国日にスミロン島へのツアーを計画することは避けましょう。

日焼け止めを塗って海に入らない

海洋保護区である島では、日焼け止めを塗布した状態でジンベエザメに触れることは禁止。違反すると罰金を科されることもあります。陸上で楽しむだけなら日焼け止めを使用してかまいませんが、海に入るつもりであれば控えましょう。

日焼け防止には長袖のラッシュガードを持参することをおすすめします。島内でも購入可能です。

雨季はクラゲに要注意

比較的シーズンを問わずに楽しめる場所ですが、雨季に訪れる場合に注意したいのがクラゲです。海にいる間は刺されたことに気付かなくても、しばらくたってから真っ赤に腫れることがあり、侮れません。

気になる人はクラゲの発生が少ない乾季(12~4月)に訪れることをおすすめします。また、上述の長袖ラッシュガードがあればクラゲに刺される心配もなく安心です。

持っていくと便利なもの

非常に日差しが強く、遮るものがないため帽子やサングラスは必須です。一方、セブシティからの車中やスミロン島までのボートでは強力な冷房がかかっており、一般的な日本人は寒いと感じるほど。薄手のカーディガンなど羽織れるものを持参するといいでしょう。

まとめ~セブとっておきの秘境スミロン島で極上のひとときを

サンセット

海の美しさで知られるセブの中でも特に透明度の高い海を擁するスミロン島は、「楽園」とも形容される場所。たどり着くまでのハードルが高いと思われがちですが、意外と簡単にアクセスできることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

セブ島を訪れる際には、日本人観光客もまだ少ない穴場リゾートにも足を延ばし、とっておきのひとときを過ごしてくださいね。