慣れない旅行先では、目的地への行き方を調べるときなどにインターネットが必要不可欠ですよね。特に海外旅行ではフリーWi-Fiスポットや手頃な価格のレンタルWi-Fiにお世話になることが多いはず。

フィリピンのセブ島は、日本人にも人気のリゾート地。快適にインターネットが利用できるのか気になりますよね。そこでセブ島のWi-Fi事情を分かりやすくまとめ、現地でインターネットに接続するポイントを解説します。

セブ島のWi-Fi環境はまだまだ未成熟

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セブ島のフリーWi-Fiは不十分?

はじめに結論を言ってしまうと、2020年現在のセブ島内のフリーWi-Fiは快適に利用できるとはいえない段階です。もちろん、観光地として多くの国からゲストを迎えている場所。通信インフラの整備は年々進んでおり、無料で利用できるWi-Fiスポットもあちこちに存在しています。

しかし、少しでも混雑した場所でフリーWi-Fiに接続しようとすると、全くつながらないことも珍しくありません。また、場所によってはセキュリティー対策が十分でないこともあり、個人情報などがリスクにさらされる危険性もあります。

セブ島のWi-Fiは通信速度に難あり

セブ島ではインターネットの通信速度もまだまだ十分とは言えません。特に日本での通信速度に慣れてしまっていると、セブ島のフリーWi-Fiに満足することは難しいでしょう。

外資系通信事業者が参入し、高速インターネットも導入されつつありますが、このようなサービスはフィリピンの物価に比べると非常に高価。民間施設ではまだまだ導入へのハードルが高いのが実情です。

ここからは、セブ島でのインターネット環境をもっと快適にするためのコツをご紹介します。

セブ島のフリーWi-Fiスポット

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空港

マクタン・セブ国際空港では、無料で接続可能なWi-Fiを提供しています。ホテル到着後にスムーズに動くためにも、調べものができるのはうれしいですね。接続時間が限られているため、必要な情報をさっと探す程度に利用しましょう。

ホテル

セブ島ではほとんどのホテルやゲストハウスでWi-Fiに接続が可能です。宿泊者以外が接続することもなく、一定の通信速度が保たれる点でも安心できます。ただし、速度は宿泊施設によってまちまち

Wi-Fiの使い勝手を調べるには、予約サイトの口コミ情報などを参考にするといいでしょう。

高級ホテルではホテル内のカフェなどを利用する場合でもWi-Fi利用可能です。このような場所はWi-Fiが有料サービスであったり、接続時間に制限が設けられていたりする場合があります。事前に確認しておきたいですね。

カフェ・レストラン

ホテル同様、飲食店でもWi-Fiを提供する店舗が増えています。パスワードはスタッフに尋ねるか、店内に掲示されているのが一般的。混雑しているお店では通信速度が遅くなりがちなのが難点です。

観光客向けの飲食店ではほぼ利用可能ですが、ローカルな食堂にはまだまだ普及していません。口コミサイトや地図アプリでお店のWi-Fi情報を調べておきましょう。

ショッピングモール

セブ島内には大型ショッピングモールが多数あり、いずれもフリーWi-Fiを提供しています。使用人数によって通信速度に差があり、週末など混雑時には全くつながらない可能性もあります。

フリーWi-Fiスポット利用の注意

セブ島ではさまざまな場所でWi-Fiに接続可能ですが、公共のインターネット環境にはセキュリティーに不安がある場合も。クレジットカードの番号などの個人情報を盗み取られるケースも後を絶ちません。フリーWi-Fiに接続する際は、最低限の利用にとどめるよう注意しましょう。

海外用Wi-Fiルーターをレンタルする

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日本にいるのと同じような快適性で安全にインターネットを利用したい場合は、Wi-Fiルーターをレンタルするのが一番です。いつでもどこでもインターネットに接続できるので、安心感もあります。

レンタルWi-Fiルーターを利用する場合は、出発の数日前までにWebサイトを通じて申し込みする必要があります。使用可能なデータ量にもよりますが、5日間で3,000円ほどのプランが一般的です。

実際の手続きはとても簡単で、出発前に空港でルーターを受け取り、帰国時に空港で返却するだけ。現地での設定方法やトラブル対応は分かりやすく説明書に掲載されているため、戸惑うこともないでしょう。

セブ島でプリペイドSIMカードを購入する

SIM

フィリピンのプリペイドSIMカード

レンタルWi-Fiルーターを持ち歩きたくない場合や、申し込みを忘れていた!というとき。セブ島に到着してから、プリペイドSIMカードを購入する方法があります。

手持ちの端末にフィリピンのSIMカードを挿入することで、フィリピンの通信事業者の電波を使用でき方法です。空港やショッピングモール、コンビニエンスストアなどで簡単に購入できますよ。

空港でプリペイドSIMカードを買おう

おすすめはマクタン・セブ国際空港での購入。到着ゲートから出て左に進むとにSIM販売カウンターがあり、各通信事業者の店舗があります。

空港で購入できるSIMは短期滞在者向けの定額プランです。使用日数とデータ量だけ選択すれば係員が全て設定してくれるため、非常に簡単ですよ。たとえばSmart社では、5日間で11ギガまで使えて300フィリピン・ペソ(約700円)というプランがあります。

フィリピンのSIMカードを使用できるのは、SIMフリーの端末のみです。手持ちのものがSIMロック端末の場合、事前に解除しておきましょう。自分の端末がSIMフリーか分からない場合は携帯電話キャリアに問い合わせてみてください。

また、SIMカードの購入にはクレジットカードが使用できません。購入前に忘れずに現地通貨を準備しておきましょう。

セブ島の有料インターネットサービス

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インターネットカフェ

Wi-Fiルーターは便利な反面、常に持ち歩かなければならないというデメリットがあります。またSIMカードを差し替えた場合、元のSIMカードを紛失しないよう注意して保管しなければなりません。

「持ち歩くのは心配」という人におすすめなのが、インターネットカフェ。現地では「ネットショップ」と呼ばれ、中には24時間営業の店舗もあります。

1時間あたり50フィリピン・ペソ程度(約120円)でインターネットを利用できるところが多いです。ショッピングモール内に併設されたネットショップもあり、場所が分かりやすく便利です。

コワーキングスペース

少し値段は上がりますが、快適なコワーキングスペースもセブ島に増えています。高速Wi-Fiを完備しており、1時間あたりの料金はネットショップと同程度。まる一日利用しても300フィリピン・ペソ程度(約700円)なので、長期滞在中にパソコンを使って仕事をする場合は特におすすめです。

ネットショップやコワーキングスペースにはプリンターも完備されています。急に書類を印刷する必要が出てきた場合に助かるため、覚えておくといいでしょう。

まとめ~セブ島でWi-Fiを使いこなそう

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Wi-Fiの満足度はまだまだ高くないセブ島ですが、有料のネットサービスも思いのほか手頃な価格とお分かりいただけたでしょうか。フリーWi-Fiスポットも活用しながら、より安心感のあるサービスを選びましょう。

Wi-Fiをいつでも使えるようにしておくこと。そうすれば撮影した写真をリアルタイムでSNSにシェアしたり、急なお仕事に対応したりと、できることの幅がぐっと広がります。Wi-Fiで滞在をより充実したものにしてくださいね。※1フィリピン・ペソ=約2.3円(2020年8月)