美しい海に囲まれたフィリピン・セブ島ですが、観光の中心地であるセブシティにはビーチがありません。「セブ島の海を満喫したい!」という方は少し足を延ばして、ビーチリゾートのモアルボアルを訪れてみてはいかがでしょうか。

きれいなエメラルドグリーンの海が広がるモアルボアルは、ウミガメが見られるダイビングスポットとしても人気の場所です。

この記事ではそんなモアルボアルの魅力や行き方、おすすめダイビングスポットなどを紹介します!

※1フィリピンペソ(PHP)=約2.1円(2020年4月現在)

モアルボアルをおすすめする理由

ビーチ

セブ島に来てビーチで遊びたいなら、アイランドホッピングに参加して離島をめぐるか、モアルボアルに行くのがおすすめです。モアルボアルとは、セブ島西海岸のビーチリゾートのこと。セブシティから車で約3時間の距離にある、のどかな雰囲気の田舎町です。

ここではモアルボアルをおすすめする3つの理由を解説していきます!

とにかく海がきれいで最高!

モアルボアルをおすすめする一番の理由は、何といっても海の美しさです。エメラルドグリーンの海は透明度抜群で、太陽の光を受けてキラキラと輝きます。海の中では色とりどりの熱帯魚が泳ぎ、きれいなサンゴも見られますよ。

セブ島の隣にあるマクタン島のビーチもきれいですが、プライベートビーチが多いため、リゾートホテルに宿泊していないと使えないこともしばしば。その点、モアルボアルはパブリックビーチなので誰でも気軽に行くことができます

混雑しすぎていないので穏やかに過ごせる!

田舎町のモアルボアルには、セブシティのように高級リゾートや高層ビルが立ち並ぶ光景はありません。

また、セブシティから離れていることや知名度がそれほど高くないこともあってか、観光客で混雑しすぎることもなく、のどかな雰囲気が広がるのも特徴。都会の喧騒を離れた素朴な町だからこそ、ゆったりとバカンス気分を味わえるでしょう。

屈指のダイビングスポット!

モアルボアルのきれいな海は、フィリピンでも指折りのダイビングスポットといわれています。ウミガメやイワシの大群を見ることもでき、モアルボアルの海を求めてやって来るダイバーもいるのだとか。

ダイビングスポットも多様で、さまざまな生き物に出会うことができます。

モアルボアルへの行き方は?

ヤシの木

モアルボアルへ行くには、セブシティのサウスバスターミナルからバスに乗りましょう。バスはエアコン付きとエアコンなしの2種類ありますが、セブ島の暑い気候のなかを約3時間乗車することを考えると、多少高くてもエアコン付きを選ぶのがおすすめです。

バスが「モアルボアル駅」の停留所に着いたら、今度はビーチまで移動しましょう。バス停周辺には多くのタクシーやトライシクルが止まっているので、値段を交渉して乗せてもらうといいですよ。

ビーチは2つある

モアルボアルのビーチは、「ホワイトビーチ」と「パナグサマビーチ」の2種類があります。特におすすめなのはホワイトビーチ。名前のとおり白くて美しい砂浜と、透明な海のコントラストが最高です。

一方、モアルボアルの中心部とされるのはパナグサマビーチ。周りにはホテルやレストランが集まり、ビーチ沿いには飲食店やバーも多く並びます。ワイワイとにぎやかに過ごすのに向いています。

ビーチ間はトライシクルで約15分かかる距離なので、タクシーやトライシクルの運転手にはどちらのビーチに行きたいかを伝えておきましょう。

ツアーに参加すると便利!

バスターミナルでモアルボアル行きのバスを探したり、停留所でタクシーやトライシクルを探したりするのは意外と面倒なもの。

しかしモアルボアル行きのツアーに参加すれば、バスでビーチまで連れていってもらえるので非常に楽です。ホテルまでの送迎や昼食、シュノーケルのレンタルなどが込みになっているのも便利ですね。

ツアー料金の相場は、12,000円~15,000円ほど。ツアー会社によっては、カワサン滝など周辺スポットへ行けるプランもあります。

モアルボアル行きツアーはこんな流れ!

ペスカドール島

ここでは参考までに、モアルボアル行きのツアーの流れを見ていきましょう。一例として、モアルボアル近隣のペスカドール島にも行き、シュノーケルを楽しむプランを紹介します。

AM4時30分ごろ:セブシティのホテルへお迎え

朝イチにモアルボアルに着くため、この日は早起き。滞在先のホテルまで車が迎えに来てくれます。このままモアルボアルのビーチまで連れていってくれるので、バスの中ではもちろん寝ていてOK。

AM7時30分ごろ:モアルボアル到着

車に揺られること約3時間でモアルボアルに到着します。穏やかな町の雰囲気と海の美しさには感動必至です!

AM8時ごろ:バンカーボートでペスカドール島へ

バンカーボートに乗り、近くのペスカドール島を目指します。バンカーボートとは、船の両サイドにフロートと呼ばれる浮きがついた小型船。

ペスカドール島はダイビングスポットとしても大人気の島で、透明度が非常に高く、さまざまな種類の魚が見られるエリアです。

AM8時30分ごろ:ペスカドール島でシュノーケリング

ペスカドール島に着いたら、きれいなサンゴを眺めながらシュノーケリングをします。そのあとは、ガイドが「イワシトルネード」と呼ばれるイワシの大群が見られるポイントに連れていってくれます。

さらにウミガメが見られるスポットまで移動し、ウミガメと一緒に泳ぎましょう!もちろんダイビングも可能です。

PM12時ごろ:ランチ

泳いだあとはお腹がペコペコになっているはず。お待ちかねの昼食の時間です。ランチはフィリピン料理やバーベキューが提供されることが多く、ローカル気分を味わえますよ。

PM1時ごろ:モアルボアルを出発

再び車に乗り込み、モアルボアルを出発します。

PM4時ごろ:セブシティに到着

セブシティに到着後もまだ時間があるので、観光スポットを訪れたり、スパに行ったりと楽しめますね。

紹介したプランはあくまで一例なので、ほかにもいろいろなプランを探してみるといいですよ。カワサン滝に寄って滝遊びができるプランや、オスロブという町でジンベエザメと泳げるプランもあります!

モアルボアルのおすすめダイビングスポット

ウミガメ

ダイビングが人気のモアルボアルには、いくつものダイビングスポットが点在しています。スポットによって海中の雰囲気や見られる生き物が異なるため、自分の行きたいスポットを押さえておきましょう!

また、ライセンスを持っていない人がダイビングをする場合は、「体験ダイビング」と書いているプランに申し込んでください。

カバナフロント

モアルボアルのダイビングスポットのなかでも屈指の人気を誇るエリアです。パナグサマビーチからすぐのポイントで、見どころはイワシトルネード。イワシたちが群れをなして泳ぐ様子はまるで竜巻のようで、巨大な影が形を変えながら、時折キラキラと輝いて泳ぐのは圧巻です。

トンゴサンクチュアリ

岸から約10分の位置にあり、高確率でウミガメが見られる人気のポイント。漁が禁止されている保護区なので、海の美しさはひとしおです。

浅瀬のサンゴが非常にきれいなことで知られるスポットで、サンゴの上を泳ぐのには最適でしょう。ウミガメのほかには、ツバメウオの群れが見られることも。

サンパギータ

モアルボアルの南端に位置する、岸から約10分の距離にあるポイント。入り組んだ地形が特徴的です。こちらもサンゴがきれいなことで有名で、その周りをかわいらしい小魚が泳ぐ光景が見られるでしょう。ウミガメにも高確率で出会えるほか、まれにイソマグロも泳いでいるそう。

ドルフィンハウス

ホワイトビーチ近くのポイント。断崖沿いにソフトコーラルが見られ、神秘的な景色が楽しめます。タツノオトシゴの一種であるピグミーシーホースも生息しているほか、回遊魚の姿も見られますよ。

ペスカドール島

「モアルボアルといえばここ」といわれる人気ダイビングスポット。バンカーボートで20~30分ほどの距離で、洞窟でのダイビングが楽しめます。ギンガメアジやスズメダイのほか、なんとジンベエザメが見られることも。

サンケンアイランド

モアルボアルから約1時間かかる遠征ポイントですが、地元の漁師たちが漁場にしているほど魚の数が多く、大きな魚が見られます。よく出会えるのはイソマグロやギンガメアジ、バラクーダなど

ただし潮の流れが速いため、上級者向けのスポットです。

モアルボアル周辺のおすすめスポット

ジンベイザメ

オスロブ

セブ島の南にある小さな町で、ジンベエザメウォッチングができることから多くのツアーが開催されています。オスロブでは地元の漁師がジンベエザメを餌づけしていることから、ほぼ確実に出会えますよ。

最長で10メートル以上の大きさにもなるジンベエザメと泳ぐのは、ここでしかできない体験。モアルボアルからは車で1時間30分から2時間ほどの距離なので、この機会にぜひ行ってみましょう!

基本情報

  • 名称:オスロブ・ホエール・シャーク・ウォッチング(Oslob Whale Shark Watching)
  • 住所:Natalio Bacalso Avenue, Oslob, 6023 Cebu
  • アクセス:モアルボアルから車で約2時間
  • 電話番号:+63 925 548 8687
  • 公式サイト:https://www.oslobwhalesharks.com/

カワサン滝

モアルボアルから車で約50分の場所にある「カワサン滝」は、ジャングルの中にある大迫力の滝。自然豊かな道を20分ほど歩いていくと、透明度の高い巨大な滝が登場します。滝壺で泳ぐこともできるうえ、キャニオニングなどのアクティビティも楽しめますよ。

モアルボアル行きのツアーには、カワサン滝に行けるオプション付きのプランも多くあります。せっかくなのでぜひ行ってみてくださいね。

基本情報

  • 名称:カワサン滝(Kawasan Falls)
  • 住所:Bayan ng Badian, 6031 Lalawigan ng Cebu
  • アクセス:モアルボアルから車で約50分

マンタユパン滝

モアルボアルとセブシティを結ぶ道の途中にあるのは、穴場スポットともいえる「マンタユパン滝」。モアルボアルからは車で約40分の場所です。

マンタユパン滝には2つの滝があります。1つ目の滝は、落差が98メートルと非常に長くて大迫力。2つ目の滝は小さめで、滝壺で泳いで遊べます。

基本情報

  • 名称:マンタユパン滝(Mantayupan Falls)
  • 住所:Lalawigan ng Cebu, Bayan ng Barili, Unnamed Road
  • アクセス:モアルボアルから車で約40分

ツマログ滝

オスロブから比較的近い場所にある「ツマログ滝」もおすすめです。神秘の滝とも呼ばれるスポットで、マイナスイオンを浴びられるスポットとしても人気があります。

滝壺の水が透明なカワサン滝に比べると、ツマログ滝の滝壺は少し乳白色になっていて、まるで温泉のような色。もちろん、滝壺で泳ぐことも可能です。

基本情報

  • 名称:ツマログ滝(Tumalog Falls)
  • 住所:Brgy Natalio Bacalso Avenue, Oslob, Cebu
  • アクセス:モアルボアルから車で約2時間

モアルボアルに行くときの注意点は?

ビーチ

ビーチに入るには入場料がかかる

モアルボアルのビーチに入るには入場料が必要です。入場料は100ペソ(約200円)で足りる程度ですが、大きなお札ではお釣りを出してもらえない場合もあるため、細かいお金を用意しておくといいでしょう。

着替えるスペースがない

モアルボアルのビーチには、着替えるスペースがありません。水着はホテルを出発する前に、服の下に着ておくのがおすすめです。水着の上に水陸両用のパンツやラッシュガードを着て出かけるのもアリ。

トイレは有料

ビーチにはトイレやシャワーが完備されていますが、いずれも有料です。あらかじめ小銭を用意しておき、入口でお金を払ってから利用しましょう。

モアルボアルのショップでシュノーケルをレンタルする場合やダイビングをする場合は、ショップのトイレを使わせてもらえるはず。

まとめ~モアルボアルの楽しみ方はいろいろ~

セブシティでワイワイ遊ぶのも楽しいですが、せっかくセブ島に来たら一度は海で遊びたいもの。
モアルボアルのビーチでは波に揺られながら泳いだり、シュノーケリングをしたり、白い砂浜でまったりしたりと、楽しみ方はいろいろあります。

特におすすめなのは、ダイビングをしてウミガメやイワシトルネードを見ること。モアルボアルはダイビングに最適な場所なので、きっと素敵な思い出が作れるはずですよ!