青い海、真っ白な砂浜……フィリピンを代表するビーチリゾートであるセブに、ぜひ行ってみたいと考えている人も多いことでしょう。そこで気になるのが旅費。いくら東南アジアとはいえ、リゾート地ではお金がかかるような気がしますよね。

実は、手頃な価格で楽しめるのがセブの魅力のひとつ。時期やホテル選びを工夫して、もっとお得に旅行を楽しむ方法を解説します。

※1フィリピン・ペソ=約2.2円(2020年6月)

セブの旅費が安い時期は?

コイン

オフシーズンは安い?

セブには乾季(12~5月)と雨季(6~11月)の2つの季節があり、からりと晴れる日が続く乾季がベストシーズンといわれています。

しかし1年を通して気温が高くビーチで遊べるため、雨季であっても訪れる人は多いです。ヨーロッパなどのビーチリゾートのように、オフシーズンになれば一気に旅費が抑えられるということがないため、シーズンによる価格差はあまり考慮しなくていいでしょう。

日本の長期休暇は避けたい

それよりも価格差が大きいのが、日本の長期休暇です。

多くの日本人が休みとなるゴールデンウイーク・お盆・年末年始は、海外旅行をする人が最も増える時期。旅費が高くても出かける人が多いため、航空券やツアー代金も跳ね上がってしまいます。この期間を避けられるかどうかがポイントです。

「長期休暇でないと海外旅行なんて無理!」という人もいるかもしれませんが、セブは日本から5時間ほどで行ける海外です。通常の週末に休みを加え、2泊3日でも充分に満喫できますよ。

ツアーと個人手配どちらがおすすめ?

バス

ツアーは高い?

旅行代理店が催行するツアーには、人件費や手数料が加算されています。それでは、ツアーに参加するより個人で手配したほうが旅費は安くなるのでしょうか?

これはタイミングによって変化が大きいため一概にはいえません。どちらにもメリットがあり、比較しながらうまく使い分けることが重要です。それぞれのメリットをみてみましょう。

ツアーのメリット

旅行代理店が航空券やホテルをまとめて予約することで、特別料金を設定できるのがツアーの魅力です。日本の長期休暇を外せば2泊3日のツアーが3万円台で予約できることもあります。

ツアーには大きく2種類あります。往復の移動と宿泊、現地での食事やアクティビティも全て含まれているパッケージツアーがひとつ。もうひとつは航空券とホテルのみのツアーで、現地での行動はフリープランというものです。

自分の行きたい場所が含まれるパッケージツアーが見つかれば、参加するメリットが大きいといえます。

個人手配のメリット

個人手配の一番の利点は、旅行を思いのままにカスタマイズ可能であること。自分の興味に応じて、好きなときに好きな場所に行けます。航空券やホテル、現地アクティビティなど全て自分で手配するので、より安いものを見つけて予約すれば旅費の節約にもなりますね。

また、ツアーではホテルが不便な場所になることがあります。現地に到着してからの交通費がかさみ、自分で街の中心部のホテルを予約したほうがよかった……ということもありえます。

ここからは、個人手配でかかる旅費の目安を項目ごとに見ていきましょう。

セブの旅費の相場1. 航空券

飛行機

LCCを活用

価格変動が最も大きいのが航空券。安いフライトを購入できれば旅費を大幅におさえられます。

日本とセブを結ぶ直行便は、フィリピンのフラグシップ・キャリアであるフィリピン航空が毎日運行。東京(成田)、大阪、名古屋から出発しています。平常時で6万円前後、長期休暇シーズンには10万円程度が相場です。

成田からマクタン・セブ国際空港まではLCCのセブ・パシフィック航空も就航しています。LCCは機内エンターテインメントやドリンクを提供しないことで運賃をおさえており、フィリピン航空より2~3万円安く往復できることも。

LCCの注意

LCCのセブ・パシフィック航空では、7キログラムまでの手荷物を機内に持ち込み可能ですが、それを超えるものは預ける必要があります。

預け入れ手荷物には受託料がかかるため、場合によってはフィリピン航空の価格を上回ることも。荷物が多くなりそうな場合には、この費用も考慮してくださいね。

経由便を活用

フィリピンの首都マニラや韓国・ソウルで乗り継いでセブに行く方法もあります。直行便と比べ選択肢が増えるため、より安い航空券を見つけやすくなります。

特にソウル行の便は日本のあちこちから出発しているので、東京・名古屋・大阪に移動するよりも安くなることが多いです。

デメリットはフライト時間。5時間前後で到着する直行便に対し、乗継便は最短で8時間ほどかかるとみておいたほうがいいでしょう。

ビーチ

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セブの旅費の相場2. ホテル

レセプション

宿泊費をおさえる

高級リゾートホテルから格安ゲストハウスまで、幅広い選択肢のあるホテル。ホテル選びによっても旅費が大きく変わります。

ビーチリゾートの集まるマクタン島にもいくつかのゲストハウスがあります。中心部のマリバゴ地区で1泊1部屋3,000円程度、少し離れたエリアであれば2,000円未満のところも見つかります。男女共用ドミトリーであれば、1泊1,000円程度のところも。

高級ホテルも高くない?

セブでは5つ星の高級リゾートホテルでも1泊2~3万円が相場。ひたすらホテルでリラックスするというぜいたく時間も、リゾートならではの楽しみ方です。

広大な敷地に個性的なプール、プライベートビーチなどを有し、アメニティやサービスも申し分ありません。この価格で最高の気分を味わえるのであれば、コストパフォーマンスは抜群といえるでしょう。

ホテル

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セブの旅費の相場3. アクティビティ

シュノーケル

セブに来たらぜひ体験したいマリンスポーツ。基本的に、ホテルや現地のダイビングショップ、または旅行代理店主催のオプショナルツアーに参加することになります。人気ツアーの相場をみてみましょう。

ジンベエザメウォッチングを含むまる一日のダイビングツアーは2~3万円台。ダイビングに加えて他の観光地にも足を延ばすプランが一般的で、立ち寄る場所によって値段が変動します。

マクタン島からボートに乗り、離島をめぐりながらシュノーケリングなどを楽しむアイランド・ホッピングが1万円前後。運動が苦手な人も楽しめる、パラセーリングやシーウォーカーなどを体験できるプランも1万円前後です。

現地ツアーは安さにとらわれて選ぶと満足度が低下するおそれもあります。しっかり見極めて、納得できる金額のものを選択してくださいね。

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セブの旅費の相場4. 食費と交通費

ハンバーガー

セブの食費

セブでの食事にかかる料金は、日本と比べると少し安いです。一般的なレストランでランチは500円、ディナーは2,000円もあれば満足できるでしょう。

高級ホテルのレストランであっても、ディナーで5,000円を越えることはほぼありません。ローカルが利用する屋台なども活用すると、さらに費用は抑えられます。

水道水は飲めませんが、ペットボトルの水がいたるところで買えます。500ミリリットルのペットボトルが15フィリピン・ペソ(約30円)程度です。

セブの交通費

観光客の足はタクシーが中心となります。タクシー代は日本と比較してかなり安く、初乗りが40フィリピン・ペソ(約90円)。空港からのタクシーのみ70フィリピン・ペソ(約150円)です。

おおよその相場は10分乗車で80フィリピン・ペソ(約180円)、30分乗車で200フィリピン・ペソ(約440円)程度をみておくといいでしょう。

悪質なドライバーはメーターを使わず高値を伝えてきます。適切にメーターを使用してくれるドライバーを見つけましょう。また、チップを要求されることがありますが、基本的に不要なので断ってしまって大丈夫です。

まとめ~旅費を抑えてセブを楽しむ

ジャンプ

セブ旅行にかかる費用の相場をみてきました。旅費を安くするために、さまざまな工夫の余地があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

とはいえ、ただただ倹約するだけでは息がつまってしまいます。抑えられるところは抑え、大事にしたいポイントには思いきってお金をかけることで、より満足度の高い旅行になりますよ。ぜひセブを楽しんでくださいね。