波に乗って海を滑るサーフィン。サーファーの皆さんは、今日も新たなポイントを探していることでしょう。

フィリピンのセブ島はビーチリゾートとして有名な観光地。青く透き通る海で波に乗れたら最高に気持ちいいですよね。しかし、セブにいい波があるという情報はあまり聞こえてこないのが現実です。

そこで、セブ島にサーフポイントはあるのか、おすすめのスポットはどこなのかを解説します。

※1フィリピン・ペソ=約2.2円(2021年1月)

セブ島でサーフィンはできる?

波

セブ島には有名スポットがない

セブ島には、特に有名なサーフポイントがありません。サーフィンに不可欠なのは何といっても波。必然的に、多くのサーファーが集まるスポットは太平洋や大西洋など大きな海に面した海岸になります。

この点、周囲を無数の島に囲まれたセブ島は大きな波が立ちづらい地形です。ダイビングやシュノーケリングといったマリンスポーツの名所と呼ばれているのは、海が穏やかなことも理由の一つなんです。

しかし、そんなセブ島にもサーフィンができる海岸はあります。あまり知られていないため、人が少なく穴場といえるかもしれません。少し足を延ばして訪れたい近隣のサーフポイントと合わせてご紹介します。

セブ島のサーフポイント

マハヤハイ・ビーチ

ビーチ

セブ島唯一のサーフポイント

セブ本島南部の町アルガオにあるマハヤハイ・ビーチは、島内唯一のサーフポイントです。比較的波が立ちやすく、サーフィンだけでなく毎年9月に行われるスキムボード大会の会場としても知られています。

シーズンは季節風が吹く8~10月ごろ。台風が近づくと波がうねり、より高くなります。天候を見ながら、くれぐれも無理のないように楽しんでくださいね。

基本的に良い波がくるのは夕方。午前中はコンディションが悪いことが大半のようです。

施設も充実

ローカルの海水浴場としても人気のビーチのため、トイレ・シャワーが整備されている点で安心です。また、砂浜には屋根付きのコテージが並びます。荷物置場・休憩所として大活躍してくれる設備ですので、ぜひ活用しましょう。

コテージの利用申し込みは、裏手にあるキャプテンQリゾートで行い、1日の利用料は350フィリピン・ペソ(約770円)程度が相場です。トイレは5フィリピン・ペソ(約10円)、シャワーは15フィリピン・ペソ(約30円)で利用可能です。

宿泊施設や飲食店も徒歩圏内に数軒あります。1軒だけサーフショップもあり、ボードなどレンタルできますが、コンディションが悪い日は閉まっています。用具類は持参するのが無難です。

アクセス

セブシティのサウスバスターミナルから、アルガオ行きのバスで約2時間。料金は80~120フィリピン・ペソ(約180~220円)です。

バス停からビーチまでは徒歩15分ほどの距離。トライシクル(サイドカー付きバイクタクシー)もつかまりますが、ボードの取り扱いに要注意です。

シーズンの8~10月は18時ごろに日が暮れますが、バスは21時まで出ているので日帰り可能です。

セブ周辺のサーフポイント3選

シャルガオ島

サーフィン

フィリピンにおけるサーフィンの聖地

ここからはセブから離れますが、近隣の有名サーフポイントのご紹介です。

まずは、フィリピンの離島のひとつシャルガオ島。「Cloud9」と名付けられた南東部のエリアが、ダイナミックな波でサーファーたちを魅了しています。

国際的なサーフィン大会の会場にもなっており、フィリピン最高のサーフポイントとして知られるようになりました。シーズンは風が強くなる10月から4月にかけてです。

観光地としても楽しめる

もともと観光地として開発されていた場所でもあり、リゾートホテルも軒を連ねます。サーファーたちにとっては、安宿やレストラン、ナイトスポットの選択肢も多いことが人気に拍車をかけています。

サーフショップも複数あるため用具のレンタルも可能。ボートを飛行機に預ける煩わしさから解放されて楽しめますよ。

アクセス

マクタン・セブ国際空港から国内線の直行便で1時間。フィリピン航空が毎日2往復しています。Cloud9までは空港からタクシーに乗って45分ほどで到着します。

以前は首都マニラからの空路が主流でしたが、セブ島からのアクセスも簡単になりました。サーフトリップよりリゾートステイをメインに考えている人にもおすすめの場所です。

サン・フアン(ルソン島)

サーフボード

首都マニラがある、フィリピン最大のルソン島にも絶好のサーフポイントがあります。そのひとつが、北部ラ・ウニオン州のサン・フアン。真っ青な海が美しく、大小さまざまな波がバラエティ豊かに楽しませてくれます

サーフィン大会も招致しており、サーファーの間でも認知度が高まってきています。

サン・フアンはサーフタウンになるべく注力しており、ビーチ周辺には各種設備やお店がそろっているため快適。用具のレンタルはもちろん、初心者はインストラクターによるレッスンも受けられます。

シーズンは10月から3月にかけてです。

アクセス

マクタン・セブ国際空港からマニラのニノイ・アキノ国際空港までは、国内線で90分程度。毎日複数の航空会社が往復しています。

マニラからはバスで6~7時間ほどの距離です。フィリピン・ラビット社のバスターミナルから北部の街サン・フェルナンドのバス停に向かいます。運賃は450フィリピン・ペソ(約1,000円)前後です。

そこからサン・フアンまでは、トライシクルまたはジープニー(乗り合いバス)に乗って20分ほどで到着。周辺には宿泊施設も多いため、泊りがけで訪れるのがおすすめです。

バレル(ルソン島)

南シナ海に面するサン・フアンとはまた異なる表情を見せてくれるのが、フィリピン海に面するバレル。フィリピンでは初めてサーフィンが行われた場所ともいわれており、ローカルサーファーはもちろん、マニラからも体験に訪れる若者が後を絶ちません。

サン・フアンと比べて小規模ながらきれいに整備されたホテルなども並び、部屋は休憩所としてデイユースも可能です。

シーズンはサン・フアンと同じく10月から3月にかけてです。12~1月はうねりが生まれやすいため、上級者向けといえるでしょう。

アクセス

バレルには、マニラからジョイ・バス社のバスで5~6時間ほどの距離で、運賃は400フィリピン・ペソ(約900円)前後。キューバオ地区のバス・ステーションからの発車です。バレルは朝から波が立ちやすいため、夜行バスを使えば時間を有効活用できますよ。

ルソン島の東側は山道がメイン。道路があまり整備されていないため、車に酔いやすい方は要注意です。

まとめ~透明な海で波に乗ろう

ビーチ

サーフィンのイメージが強くないセブ島でも波乗りが楽しめるエリアもあるのは、意外な発見だったのではないでしょうか。また、少し足を延ばせば世界に知られたサーフポイントも存在することがお分かりいただけたのではないかと思います。

ビーチリゾートの雰囲気も味わいながら、セブ周辺へ充実のサーフトリップに出かけてみませんか?