セブ島最大のお祭り、シヌログ祭り(Sinulog Festival)をご存知ですか。1月に入りお正月モードが落ち着くと、セブ市内ではシヌログ祭りに関する曲が大音量で流れ、フィリピン人は準備に入ります。

私自身も、今まで気にはなっていたのですが参加できておらず、今年2020年に初めてシヌログ祭りに参加することができました。

今回は、セブのシヌログ祭りに行ってみたいという方に向けて、体験談を交えながら、シヌログ祭りの見どころや注意点について紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

※1ペソ=約2.1ペソ(2020年5月時点)

シヌログ祭り概要

シヌログ祭り

シヌログ祭りとは

シヌログ祭りとは、セブ島最大のお祭りです。サント・ニーニョといわれるイエス・キリストの幼少時代を模した人形を讃えるのが起源とされており、お祭りの開催場所ではサントニーニョ人形を抱いたフィリピン人の方をたくさん見かけます。

いつからはじめるの?

実は、シヌログ祭り自体は12月から始まっており、各地でお祭りにちなんだイベントが開催されています。1月に入ると街中で、大きなスピーカーからテーマ曲が大音量で流れるので、気分はすっかりシヌログモード。

なかでもメインとして注目されるのは、お祭り最終日の1月第3日曜日に行われるグランドパレードです。地区単位や学校単位で選出されたダンサーたちが、派手な衣装とダンスで街を盛り上げます。

シヌログ祭りの開催場所と開催時間

シヌログ祭り

開催日

1月の第3日曜日は、シヌログ祭りグランドパレードが行われることで有名です。その前の金・土曜日も、マクタン島でボートのパレード、セブ市内でシヌログクイーンコンテストなどが開催されていますよ。

メインとなるパレードですが、2020年はコロンという地域の近くにあるセブシティ・スポーツセンターから始まり、マンゴーストリートやオスメニアサークルを経由して、またスポーツセンターの場所まで戻ってくるというルートでした。

このルート付近を中心に、人が密集し露店がたくさん立ち並びます。

開催時間

パレードが本格的に動き出す時間の目安は、昼の12時頃です。ルートは、開催直前になると公式サイトにて確認することができますよ。

シヌログの見どころを紹介

大迫力のパレード

シヌログ祭り

シヌログ祭りの見どころはなんといっても、大迫力のパレードです。工夫を凝らしたパレードフロート(山車)は、圧巻です。しかも、ほとんどすべてが参加者たちの手作りというのも驚きですよね。

ダンサーたちが、おそろいの豪華な衣装に身を包み、一生懸命に街を練り歩く姿は、美しくかっこいいですよ。カメラを向けると快くポーズをとってくれますし、一緒に写真を撮るのも、お祭りの思い出におすすめです。

メイン会場でも鑑賞することができますが、街を歩いているだけで出会える確率が高いです。数あるチームの中から、ぜひお気に入りのチームを見つけてみましょう。

フィリピン人のDIY力

衣装

フィリピン人のDIY力には、目を見張るものがあります。(※DIYとはDo It Yourselfの略で、素人が自分で何かを作ったり修繕したりすること)

パレードの衣装や小道具など、手作りで作っていますが、衣装もかなりこだわっているので、ぜひ細かいところまで見てみてください。

また、一般の参加者でも、Tシャツを切ったりビーズをつけたりして、オリジナルの『シヌログTシャツ』に仕上げます。一人ひとり個性が出ているので、それを見ているだけでも面白いですよ。

見ていると真似したくなること間違いなしなので、モールで100ペソくらい(約218円)のシヌログTシャツを買って、事前に何か工夫しておくことをおすすめします。

カラフルな装飾

シヌログ祭り

お祭りでは、何から何までカラフルにしてしまうのがフィリピンスタイルです。ヘアカラーやフェイスペイント、タトゥーなど、様々なデコレーションができる露店が立ち並んでいます。

また、シヌログ祭り特有の、鳥の羽をあしらったヘアアクセサリーも数種類売っているので、自分のお気に入りのものを見つけてください。好きな色に身を包み、どんどんお祭り気分を盛り上げましょう。

夕方ごろになると、フェイスペイントや絵の具、汗や水でかなりカラフルな顔になってしまいます。気になる方は、メイク落としやタオル、化粧品をもっておくと安心ですね。

祭りの締めは花火!

花火

セブ市内の大きなショッピングモールが開催する花火も、見どころのひとつです。1月にも関わらず、大迫力の打ち上げ花火が楽しめますよ。

2020年のグランドパレードの日は、19時にSMシティ、20時にSMシーサイド、21時にアヤラモールと、タイミングをずらして花火が上がっていました。全部行けそうに感じますが、道が普段に比べてとても混雑するため、残念ながらどれかひとつしか参加できないでしょう。

私は今回、アヤラモール の花火を鑑賞しましたが、ビルに反射する光やヤシの木と花火の融合を一度に見れて、セブらしくて面白かったですよ。モールの公式ホームページを参考にして、ぜひダイナミックな花火でお祭りを締めくくりましょう。

公式ホームページ

シヌログ祭りの注意点

通信規制

シヌログ祭り

シヌログ期間中はテロ防止のため通信規制があり、お祭りの最終日やその前日は、電波はほとんど使えません。アナウンスがあるので地元の方に聞くと詳細を教えてもらえますが、そのとおりにならないのがフィリピンらしいところ。

待ち合わせや連絡には当然使えませんので、予定をあらかじめ立てておく、集団行動から外れないということを徹底しましょう。

万が一連絡を取りたくなった場合は、Wi-Fi環境のある場所に入ることをおすすめします。日本と違って、大手のチェーン店であればほとんどWi-Fiがあります。しかし、当日は混雑していますしWi-Fiの速度も通常より遅いです。自分専用の通信環境がない方は気をつけましょう。

交通規制

交通

タクシーやバイクタクシーは、夕方まで通常よりも捕まえやすいです。会場の近くであればバイクタクシー、少し離れたところならタクシーがおすすめです。

しかし、夜はどの乗り物もお客さんを乗せているので、21時以降になると帰るのに苦労するかもしれません。体力に自信がない方や混雑を避けたいという方は、19時頃に切り上げるなど、できるだけ早めに行動しましょう。

地元の方の足である、ジプニーに乗り慣れている方でも注意が必要です。コロンに向かうジプニーは、基本的にコロンの手前までしか入ることができません。アヤラやSM周辺はあまり影響がなく、日常と同様のルートで動いていますが、人が多いので混雑は避けられません。

水分補給

ボトルウォーター

1月とはいえ、セブの最高気温は30度を越すため、水分補給は大切です。日本の夏と変わらない暑さなので、意識して水分を取るようにしましょう。

よく冷えたペットボトルの水は、1本20ペソ(約44円)で売っています。そこまで冷たくない水が良いという方には、上の写真のようなウォーターサーバーで水を汲むのもおすすめです。ペットボトル1本分だと3ペソほど(約6円)です。

露店がたくさん出ているので、ジュースやシェイクが飲みたいという方もすぐ購入できます。倒れてしまったら、楽しいお祭りも台無しです。体調管理には気をつけましょうね。

服や顔が汚れる

絵具

お祭りなのに、どうして汚れるの?という疑問を持つ方も多いかもしれません。

「キャー」と聞こえたら、よく周りを見てみましょう。シヌログ祭りの会場付近の一部では、絵の具を持った若者たちが誰彼構わず通りかかる人全員をカラフルにしてしまうゾーンがあります。

また、祭り終盤の夕方になると、水が撒かれる場所もありますし、人とすれ違うだけで服が汚れてしまう場合もあるので、かなり注意が必要です。

顔も服もとにかく汚れるので、この文化も一緒に楽しみたいという方は、汚れても良い格好で挑むことをおすすめします。

絶対に汚れたくないという方や、天然ゴム製品の使用で引き起こされるラテックスアレルギーなどの皮膚疾患をお持ちの方は十分に気をつけてくださいね。

まとめ〜シヌログ祭りに参加してみよう

シヌログ祭り

シヌログ祭りの雰囲気は掴んでいただけましたか。注意点もたくさんお伝えしたものの、やはりお祭りの雰囲気や、現地の方に混ざってその土地の文化を楽しむというのは、とても有意義なことです。

合言葉は、「聖なる幼きイエス、お力を!」という意味の「Pit Senor!(ピッセニョール!)」。フィリピンでは、地元の人があたたかく歓迎してくれるので、あなたも一緒に混ざって楽しめること間違いなし。ぜひあなたもシヌログ祭りに参加してみませんか?