フィリピンのリゾート地、セブ。ビーチでのんびり過ごすのもいいですが、それ以外にも魅力的な観光スポットがたくさんあります。せっかく来たなら、セブのさまざまな表情を知りたいですよね。

とはいえ、公共交通機関では動きづらいのがセブの難点。遠方まで足を延ばしたいときには車が便利です。とっても快適な、セブのレンタカーを使いこなす方法をご紹介します。

※1フィリピン・ペソ=約2.2円(2020年7月)

セブのレンタカーは運転手付き?

車

疲れ知らずのレンタカー

「旅行中にレンタカーを借りれば便利なのは分かるけれど、慣れない海外でいきなり運転するのは恐い……」「そもそも運転免許証を持っていない」セブでレンタカーを借りようと思っても、このような問題をかかえている人が少なくないことでしょう。

けれど、ご安心ください。確かに一般的なレンタカーのイメージは、車を借りて自分で運転するもの。ところがセブでは、「レンタカー」といえば専属ドライバー付きが主流なのです。

もちろん、車を借りている間は好きなところに行けます。自分で運転する必要がないので道に迷うおそれがなく、疲れることもありません。メリットだらけの移動手段ですよね。

タクシーとの差は?

「運転手がいるならタクシーと同じでは?」と疑問に思うかもしれません。しかし、価格交渉の労力が全く違います。セブのタクシーは良し悪しの差が大きく、悪質なドライバーにあたると法外な値段を請求される可能性があるからです。

この点、レンタカーは時間に対しての料金が決められており、後からもめることはありません。ドライバーもレンタカー会社に雇用された優秀な人材のみなので、安心して任せられます。

また、ほとんどのレンタカーショップが8~10人乗り程度のバンを持っています。グループ旅行なら一層お得に車を借り切れますよ。

セブを自分で運転するのは危険?

サイドミラー

もちろん、セブにも車だけを貸すレンタカーショップはあり、国際免許証かフィリピンの運転免許証を取得していれば自力でのドライブも可能です。

ただし、よほどのことがない限りセブでの運転はおすすめしません。基本的に交通マナーが悪い東南アジアの中でも、セブの運転の荒さは有名。割り込みやスピード超過は当たり前で、少しでも注意がそれれば大事故に巻き込まれる可能性も否定できないからです。

東南アジアでの運転に慣れている、またはセブ内で道に迷うことはないと言い切れる場合以外は、ぜひ運転手付きレンタカーを利用してください。

セブのレンタカーの相場は?

計算

運転手付きをレンタル

運転手付きレンタカーの料金には、ドライバー・燃料代が全て含まれています。このため行先によって値段が変わるので要注意です。

たとえば、セブ市内利用の8時間パッケージで2,500~3,500フィリピン・ペソ(5,500~7,700円)程度。現地ツアーの目的地として人気のボホール島往復(8時間)も同程度の金額です。

ジンベエザメウォッチングのスポットであるセブ南部のオスロブまでは、往復(12時間)で5,000~6,000フィリピン・ペソ(11,000~13,200円)程度です。

ダイビングを希望する場合は別途ダイビングツアーに参加することをおすすめしますが、カワサン滝・シマラ教会など南部の観光スポットをめぐるにはレンタカーが圧倒的に便利です。

こんな使い方も

レンタカーは事前にインターネットで予約しておけば、指定の場所に迎えに来てくれる場合もあります。店舗に出向かなくていいのも楽ですよね。

意外な使い方として、マクタン・セブ空港でのピックアップがあります。到着ゲートを出たところに名前を書いた札を持った運転手が待っています。荷物を運ぶのを手伝ってくれ、そのまま専用車でホテルまで送ってもらえます。

値段はマクタン島内であれば450フィリピン・ペソ(約1,000円)が相場です。

重い荷物を持ってタクシーの順番待ちをしたり、値段の確認をしたりするのは疲れるもの。通常のタクシー代200フィリピン・ペソ(約440円)と比べて割高になるものの、スムーズに動けるためおすすめです。

車のみをレンタル

運転手なしの場合でも、金額はほとんど変わりません。セブではマニュアル車が主流のため、オートマ車は値段が上がる点、車両代とは別に燃料代が発生する点が主な理由です。

オートマ車の場合、小型の自動車で1日あたり1,600フィリピン・ペソ(約3,500円)、高級車や大型車両では3,000フィリピン・ペソ(約6,600円)程度です。車両はトヨタ・日産など日本車が多いため、操作性で戸惑うことは少ないでしょう。

レンタカーよりタクシーがおすすめな場合

タクシー

レンタカーの最低利用時間

大変便利なセブのドライバー付きレンタカーですが、場合によってはタクシー利用のほうが適している場合もあります。

一番のポイントは、レンタカーの最低利用時間。ほとんどの会社で最低利用時間が定められており、3時間で1,400フィリピン・ペソ(約3,100円)程度です(空港ピックアップは除く)。近距離の移動だけならタクシーを利用するのが現実的といえるでしょう。

タクシー利用のほうが安い場合

ビーチリゾートのあるマクタン島から、セブ中心部のセブシティへの往復だけであれば、タクシー利用のほうが安くなります。この間のタクシー代は片道300フィリピン・ペソ(約660円)程度。

仮にマクタン島からセブシティへ出かけ、買い物や食事をして帰ってくる場合、ドライバーのむだな待機時間が発生してしまいます。それなら往復それぞれタクシーをつかまえたほうが、移動費を抑えられますよね。

セブでおすすめのレンタカーショップ

受付

Metro Cars

ここでは、実際に利用するにあたっておすすめのショップをご紹介します。

外資系の大手も多数ある中で、魅力的なのが現地資本のレンタカーショップです。セブを知り尽くしたスタッフが揃うため、見逃せないスポットをもれなく周ってくれるパッケージプランも豊富に取り扱っています。

公式Webサイトから予約可能ですが、サイトの見やすさが好印象。パッケージの内容、運転手のあり・なしを選ぶことで簡単に金額の目安を知ることができます。

「CITY CAR HIRE」という項目を選べば、マクタン・セブ国際空港から指定のエリアまでのレンタカー代金も一目で調べられるようになっています。

Cebu Rent A Car

こちらも現地資本のレンタカーショップ。大型車両を多く所有しているため、グループ旅行の場合は選択肢が広がることでしょう。大きな荷物を積んでもゆったりと乗れるため、ゴルフ・サーフィン・ダイビングなど、自分の用具をもってスポーツに出かける際も重宝します。

値段は「Rates」から確認可能。最低利用時間の設定が2時間なのもメリットのひとつです。

いずれのショップも予約フォームがなく、メールでのやりとりとなるのが少し面倒ですが、特別に難しい手続は必要ありません。見積もりだけでも気軽にとって、値段や対応を比較してみることをおすすめします。

まとめ~レンタカーを使いこなして観光を便利に

道路

今までのイメージがくつがえるセブのレンタカー事情をお伝えしました。予約には難しい手続きなど必要なく、運転もプロのドライバーにお任せできるなんて素晴らしいサービスですよね。

レンタカーを使いこなして思いのままにセブを走り、パッケージツアーでは気付けない魅力を発見してみてくださいね。