フィリピンは発展途上国のイメージが強いですが、セブ島の中心地であるセブシティは例外。あらゆる都市機能が集約され、外観は大都会そのものです。

中でも発展著しく、最先端のオフィスや商業施設が集まる場所がITパークです。外資系企業も多く、24時間活動を止めることがありません。

現地在住者も観光客も、一度は訪ねてみたいセブのITパークでできることをご紹介します。

※1フィリピン・ペソ=約2.3円(2020年8月)

セブ島のITパークとは

タクシー

広大な敷地の複合施設

ITパークは、セブ島の中心部、セブシティにある巨大複合施設です。IBMをはじめ国内外のIT企業が集積するオフィス街としてスタートしたことから、この名で親しまれるようになりました。

かつて空港だった27ヘクタールの敷地には複数のオフィスビルが立ち並び、内部は大きく4つのエリアに分かれます。商業施設が入る「セントラル・ブロック」「ガーデン・ロウ」「ザ・ウォーク」、飲食店がメインの「ガーデン・ブロック」です。

これらの周りに住宅・宿泊施設・病院・銀行なども建設され、「パーク」というよりもひとつの街といって過言ではありません

アクセス

ITパークは4つ星ホテル「ウォーターフロント・セブシティ」の向かいにあります。

セブ本島に位置するため、リゾートホテルが集中するマクタン島からは車で60分ほどかかります。タクシーでは400フィリピン・ペソ(約920円)前後の料金。敷地が広いので、「ITパーク」だけでなく目的地のブロック名まで告げたほうがいいでしょう。

セブシティやマクタン島の主要な場所からは Ceres という黄色いバスも運行しています。エアコン付きで快適な車両ながら、片道15~50フィリピン・ペソ(約35~120円)と格安です。

基本情報

ITパークのレストラン

パスタ

SOHO PARK

ITパークのグルメエリアはガーデン・ブロックですが、パーク全体に数えきれないほどの飲食店があります。

中でもおすすめなのが、ガーデン・ロウ付近のSOHO PARK。セブの人気レストランThe Socialのオーナーが手がけるカフェレストランで、パスタやパンケーキなどなじみのある料理のほか、おしゃれにアレンジされたフィリピン料理も楽しめます。

朝7時30分から営業しており、朝食に利用する外国人観光客も多いです。日当たりがよく、女性1人でも入りやすいモダンな雰囲気になっています。

基本情報

  • 名称:SOHO PARK
  • 住所:Ground Floor, Asia Premier Residences, Abad St, Cebu IT Park, Cebu City, Cebu, Philippines
  • 公式サイト:https://sohopark.ph/
  • 営業時間:7:30~0:30(定休日なし)

24時間営業のファストフード

外資系企業のコールセンターも多数入るITパークでは、昼夜問わずたくさんの人が働いています。そのため、マクドナルドをはじめとした24時間営業のファストフードもあります。

セブらしいお店が、ザ・ウォーク付近のJollibee(ジョリビー)です。ザ・ウォーク付近とガーデン・ロウ付近に店舗があります。

ハンバーガーやフライドチキンを中心としたメニューですが、味付けにバナナケチャップなどが使われ、少し甘めに仕上がっているのがフィリピンならでは

Ubeといわれる紫芋を使ったホットパイやサンデーも人気商品です。屋台では挑戦する勇気が出なくても、チェーン店なら安心。深夜でもスイーツを楽しめます。

ITパークのカフェ

カフェ

STARBUCKS COFFEE

ITパーク内に、なんと3店舗ものスターバックスが入っています。ひと息つきたいとき、Wi-Fiを使って作業したいときなどに重宝するので、覚えておくと便利でしょう。

ザ・ウォーク、ガーデン・ブロック付近、セントラル・ブロックのアヤラ・モール内にあります。フィリピン限定のメニューやマグカップなども販売しているため、ファンは見逃せません。

The Coffee Bean & Tea Leaf

シアトル発祥のスターバックスに対して、カリフォルニア発祥のコーヒービーン&ティーリーフ。日本での知名度はあまり高くないですが、フィリピンではスターバックスを大きく超える店舗数を誇ります。ITパークだけでも5店舗を展開しており、各ブロックで見つけられます。

スターバックスよりもお茶の種類が豊富で、緑茶やフレーバーティーもラインナップ。コーヒーが苦手な人におすすめです。

ITパークのショッピングモール

カート

Ayala Malls(アヤラ・モール)

セントラル・ブロックに入るショッピングモールです。セブ島最大のショッピングセンター「アヤラ・モール」の2号店として、2019年に開店しました。

スーパーマーケット「Metro」や100円ショップのダイソーなど、生活に必要なものから映画などの娯楽、両替所といった旅行者に役立つ施設までなんでもそろいます。

フードコートにはフィリピンのローカルフード「レチョン」の専門店やラーメン店なども入り、多彩な選択肢から食べるものを決められます。レチョンは子豚を丸焼きにしてカットしたもので、パリっとした皮とジューシーな肉のハーモニーを楽しめる一品です。

マッサージ

歩き疲れたと感じたら、手軽にできるマッサージはいかがでしょうか。

モールにはTree Shade Spa(ツリーシェードスパ)が入っています。セブで複数店舗を展開するマッサージ店で、外国人観光客向けに分かりやすいシステムでサービスを提供。フットマッサージは30分で300ペソ(約700円)程度です。

ガラス張りの窓から中の様子が見え、空きがあるかも一目瞭然。ゆったり過ごすというより必要な施術をさっと受ける場所なので、忙しい一日の合間にリフレッシュできますよ。施術に特別な不満がない限り、料金の10%程度のチップを渡しましょう。

基本情報

  • 名称:Ayala Malls Central Bloc
  • 住所:Central Bloc, I. Villa St, Cebu IT Park, Cebu City, Cebu, Philippines
  • 営業時間:[月~土]11:00~23:00[日]11:00~21:00(定休日なし)※店舗によって異なる
  • Facebook:https://www.facebook.com/AyalaMallsCentralBloc/

ITパークのナイトマーケット

ナイトマーケット

Sugbo Mercado(スグボ・メルカド)

ガーデン・ブロックのSugbo Mercadoはセブ最大のナイトマーケットで、多いときには一晩で1万人の集客があるともいわれるスポット。観光客はもちろん、地元の若者もこぞって訪れます。

常時50店舗以上の屋台が軒を連ね、セブ島内の人気レストランや素敵なアクセサリーショップも多く出店しています。ここで話題となり、店舗のレストランに飛躍した屋台も多いです。まさに流行の最先端に触れられる場所といえるでしょう。

フィリピンのB級グルメはもちろん、ハンバーガーやスペイン料理など各国料理も充実。もちろん、日本のたこ焼きやラーメンなども人気です。さまざまなスパイスに漬け込んだ鶏肉を葉に包んで揚げる、フィリピン版から揚げ「チキン・パンダン」は必ず試したい一品です。

注意点

屋台に囲まれるように、中央にテーブルが並べられています。夜が更けるにつれて席を確保するのが難しくなります。ゆっくり料理を味わいたい場合は、18時ごろまでに到着しておくといいでしょう。

とにかく混雑しているため、貴重品の管理には十分注意しましょう。人とすれ違うのも大変なときがありますので、汚れてもいい服装で行くことをおすすめします。

基本情報

  • 名称:Sugbo Mercado
  • 住所:Garden Bloc, I. Villa St, Apas, Cebu City, Cebu, Philippines
  • 営業時間:[木~日]17:00~1:00
  • 公式サイト:http://www.sugbomercado.com/

ITパーク付近の治安は?

治安

ITパーク内は24時間営業のお店も多く、夜遅くまでにぎわっています。また、常に警備員が巡回しているため、特別危険を感じるようなことはありません

ただ、ITパークに入るのにセキュリティチェック等があるわけではなく、誰にでも開かれた場所です。食事中などに荷物から目を離すとスリの被害にあう可能性が高いため、常に注意を怠らないようにしましょう。

また、ITパークの周辺は路上生活者やストリートチルドレンの多いエリアです。暗くなったらタクシーなどで移動することをおすすめします。

まとめ~ITパークでセブ島滞在を快適に

夜景

名前を聞いただけではイメージしづらいITパーク。その実態は、セブ島在住者はもちろん、観光客にとっても使い勝手のよい施設がそろう場所でした。

生活からビジネス、そしてレジャーまで、あらゆる面でお世話になることが多いです。上手に活用して、セブ島滞在をもっと快適にしましょう。