フィリピン随一のリゾート地、セブ島。フィリピンは、7,000以上の大小さまざまな島から構成されていますが、セブ島はほかの島に囲まれるようにしてあります。首都マニラがあるルソン島からは100km以上南。

日本からは比較的近い海外リゾートですが、時間や直行便の有無が気になるところ。今回は、2019冬~2020年春の路線情報をもとにセブ島への安い行き方やベストシーズンなどの情報を解説します。

※1フィリピンペソ≒2.1円(2020年3月)

セブ島行きの飛行機(直行便)が出ている空港

飛行機

日本からセブ島までの所要時間

人気の海外リゾートであるセブ島は、成田空港以外からも直行便が出ていてアクセスしやすくなっています。日本からの飛行機の所要時間は、約5時間半。ハワイまでが6時間半~7時間ですから、近くて訪れやすいのがメリット。

さらに、ハワイやグアムなどの王道のリゾートと比べて安く旅行することができます。

直行便が出ている主な空港

直行便が出ている主な空港は、成田空港、関西国際空港、中部国際空港の3空港です。羽田空港からは首都マニラへの直行便しか出ていないので、羽田空港を利用すると乗り継ぎで向かうことになります。

セブ島への直行便が出ている各空港について、セブ島への飛行時間と予算をチェックしてみましょう。

成田空港からセブ島への飛行時間と予算

日本で最も大きな国際空港である成田空港からは、毎日直行便が出ています。運行している航空会社は3つで、うち2つのフィリピン航空と全日空はコードシェアという形です。もうひとつの航空会社はセブパシフィック航空、フィリピン最大のLCCです。

なお予算は、出発日が平日で1カ月以上前に予約した場合の金額です。

フライトスケジュール

フィリピン航空(全日空コードシェア便)は、1日2便を運行しています。フライトスケジュールは、9:35発14:00着と、14:25発18:55着です。予算(航空券のみ)は、往復で65,000円前後です。

セブパシフィック航空は1日1便です。フライトスケジュールは、8:55発13:30着となっています。予算(航空券のみ)は、往復で35,000~40,000円です。

航空会社の選び方

安く行きたい人や、朝1番の便で行きたい人には、セブパシフィック航空がおすすめです。機内食やブランケット、エンターテインメントなどの機内サービスはありません。

機内での時間を充実させながら行きたい人は、フィリピン航空がおすすめ。機内で楽しめるスマホ専用アプリがあるほか、アルコールを含むドリンクがフリー、機内食1回無料などのサービスがあります。

航空会社を選ぶうえで注意したい項目のひとつが、手荷物です。

LCCは搭乗料金が安い代わりに手荷物の料金がかかるのが特徴。セブパシフィック航空の受託手荷物料金はお金を払うタイミングで価格が変動し、標準(荷物最大2個、合計重量20㎏まで)で2,300~3,200円です。機内持ち込み手荷物は最大7kgまで無料です。

ダイビング機材を持ち込むなど、重い荷物がある場合には重さに応じた料金を支払うことになるので注意が必要です。

関西国際空港からセブ島への飛行時間と予算

大阪にある関西国際空港からセブ島までは、飛行機で約4時間半です。成田空港から行くよりも少し早く到着します。

直行便を運行しているのはフィリピン航空のみ。15:25発の1便です。毎日運航しています。予算(航空券のみ)は、往復で60,000~65,000円です。

中部国際空港(セントレア)からセブ島への飛行時間と予算

愛知県にある中部国際空港(セントレア)からセブ島までは、飛行機で約4時間半です。関西国際空港から行くのとあまり変わりません。

直行便を運行しているのは、こちらもフィリピン航空のみです。ただし毎日は運行していません。運行日は、水曜、木曜、土曜、日曜の週4日です。

本数は1日1便で、18:20発20:00着となっています。お仕事終わりとまではいかないけど、午後からお休みをとって行けそうな時間ですね。

予算(航空券のみ)は、往復で60,000~65,000円。こちらも関西国際空港とあまり変わりません。大阪と名古屋周辺に住んでいる人は、どちらの空港も選択肢に入れられることがメリットになります。

セブ島へ格安で行く方法

ビーチ

セブ島へアクセスする直行便は、フィリピン航空(全日空コードシェアを含む)と、セブパシフィック航空のみです。安さで選ぶならセブパシフィック航空ということになりますが、コストダウンする方法はあるのでしょうか。セブ島へ安くいく方法をまとめました。

LCCの格安セールを狙う

安く行くならやはりLCC。直行便を実施しているセブパシフィック航空は、通常でもフィリピン航空より安いですが、前述した通り手荷物にお金がかかることもあり、場合によってはフィリピン航空のほうが安くなることもあります。

より安く行くならセブパシフィック航空のセールを狙うのがおすすめ。例えば2019年12月2日から開催された「サイバーマンデーセール」では、成田発セブ島行きの片道航空券が8,500円からなど、航空券が格安に!

このセールの販売期間は2019年12月2日から12月5日までの4日間で、2020年1月1日から5月31日までの間に搭乗する航空券が対象でした。

このような格安セールは、シーズンやイベントごとなど頻繁に開催され、必然的に多くの期間を網羅します。まずはセールのチェックから始めて、対象期間から旅程を決めるのもひとつの手ですよ。

首都マニラを経由して行く

直行便だけで見ると、セントレアからは毎日フライトしていないなど、アクセスする時間が限られてしまいます。直行便のメリットは時間も手間も最低限にできること。でも乗り継ぎOKで探してみると、アクセス拠点やアクセスできる時間の幅が大きく広がります。

セブ島への乗り継ぎしてアクセスする方法のひとつが、フィリピンの首都マニラを経由する方法。マニラからセブ島は国内線になるので、フライト本数が増えるのがメリットです。マニラ行きの飛行機は、直行便がある3空港に加え札幌や福岡、羽田空港からも出ています。

羽田からマニラまでは約4時間。マニラからセブ島は約1時間半。あわせて5時間半で、フライトの時間自体は成田空港から直行で行くのとあまり変わりません。乗り継ぎにかかる数時間がそのまま所要時間の長さにつながります。

海外空港を経由して行く

マニラではなく、海外空港を経由地に含めるとさらに本数が増加。韓国の仁川空港や台湾の台北桃園空港など、日本の各空港からのフライト本数が多い空港を経由してセブ島へアクセスします。日本から経由地、経由地からセブ島までをLCCにすれば、片道1万円以下で行くことも可能です。

所要時間は長くなるので時間に余裕があること、そして海外のトランジットに不安がない人におすすめです。

セブ島のベストシーズンと飛行機が1番安い時期

プール

通常の価格だと往復で5~6万円かかるセブ島ですが、飛行機が1番安くなるときはいつなのでしょうか。安い金額で、できるだけ気候のいいときに行きたいですよね。

常夏で、リゾートステイが楽しめるセブ島。だけど、亜熱帯地域らしく雨も多めです。四季はありませんが乾季と雨季があります。

気候と予算が最もマッチするときを選んで旅行に行くためにも、セブ島のベストシーズンと料金のアップダウンについてチェックしましょう。

セブ島旅行のベストシーズン

セブ島は年中夏です。平均気温は約28度で、平均最低気温が20度を下回ることがありません。朝晩に20度前後になることもありますが、1年中夏の服装でいられます。

そんなセブ島は、12月から5月が乾季で、6月から11月が雨季です。雨季には月の半数に雨が降ります。ショッピングスポットが多く集まるセブシティや、リゾートホテルが集まるマクタン島など、各観光スポットを歩いて回るならやっぱり晴れがいいですよね。

乾季のなかでも2月から5月が晴れの日が多く、ベストシーズンです。

一年中日本の夏のような天気なので、服装は半袖で大丈夫。建物の中は冷房が効いて寒いくらいの場所もあるので、1枚羽織るものがあるといいでしょう。外は日差しが強く日焼けしやすいので、帽子やUV対策が必要です。

飛行機の料金が安いのは大型連休の直後

セブ島への航空券が高くなるのは、年末年始やお盆、GWなどの大型連休のときです。さらに、ベストシーズンである2~3月中には卒業旅行に行く人が増え、航空券が少し高くなります。安く行くならこの時期を外すのがベスト。

ベストシーズンとのタイミングを考えるなら、年末年始の後や、GW前の4月、5月のGW終わりがおすすめです。

飛行機の料金が安い時期と高い時期の比較

実際に、飛行機の料金が安い時期と高い時期では、金額はどのくらい変わるでしょうか。お正月の期間と、冬休みも終わっている1月の後期で比較してみます。

年末年始の料金

まずは年末年始。フィリピン航空の成田空港からの直行便を見てみると、往復70,000~85,000円ほどの金額でした。経由便は往復100,000円以上になります。

セブパシフィック航空は、直行便でも往復100,000円前後です。公式サイトで確認した価格は、LCCの方が高いという逆転現象が起きています。ちなみに航空券検索サイトを見るとどちらも往復120,000円近い価格でした。

1月後半の料金

次に1月の後半時期の価格です。フィリピン航空は、同じエコノミーでもマイレージの加算率が異なるエコノミーセイバー、エコノミーバリュー、エコノミーフレックスがあります。

1月後半はエコノミーフレックスが往復65,000円程度。エコノミーセイバーやエコノミーバリューは往復35,000円前後まで下がります。ただし、マイルの加算率に加え手荷物の許容量が大幅に減るので注意が必要です。

セブパシフィック航空は、直行便往復40,000円前後です。手荷物が少ないようであればフィリピン航空のエコノミーセイバーやエコノミーバリューを利用するのが、セブパシフィック航空より若干お得といったところです。

セブパシフィック航空のセールを利用できるのであれば往復料金は20,000円前後まで下がります。フィリピン航空でも激安キャンペーンを行うことがありますから、セール情報をキャッチしながら選ぶのがポイントです。

セブ島への行き方・ツアーの利用はアリorナシ?

アヤラモール

ここまでセブ島へアクセスする航空券についてお話ししましたが、セブ島はツアープランも豊富にあります。インターネットなどを見ていると、往復チケットにホテルの宿泊料金まで含めて50,000円以下など、格安のツアーを見かけます。

ツアーの利用は、結論から言うとアリ!ホテルにこだわらずにとにかく安く行きたい人にはおすすめの手段です。

格安ツアーの滞在先ホテルは、セブシティにあるビジネスホテルがほとんど。セブシティはセブ島の中心地ですが、実はビーチがありません。常夏のリゾートステイを目指して行ったのにシティ観光になるなんていうことも。滞在先についてよく吟味しながらツアーを選びましょう

セブ島へのツアー料金平均【ハイシーズン】

多くのツアー会社のプランを一斉検索する旅行サイトで、セブ島4日間のツアー金額を検証しました。

例えば年末年始は80,000円前後からプランがあります。宿泊地を、リゾートホテルが集まるマクタン島にすると、価格は100,000円以上になります。さらに、人気のリゾートホテルにしぼると、価格は120,000円前後です。

セブ島へのツアー料金平均【ローシーズン】

同じ旅行サイトで、今度は年末年始の後、1月後半を見てみました。

セブ島4日間のツアー金額は、30,000円を切る安さです。マクタン島に宿泊する場合も、この最安値から選ぶことができます。ハイクラスのリゾートホテルにしても50,000円前後からあり、ハイシーズンの最低価格よりも安く行くことができます。

セブ島への旅行・飛行機のほかに気になる予算

食べ物

セブ島へ旅行する予算を考えるとき、気になるのは飛行機やホテルの料金だけではありません。有名スポットを巡ったりおいしいグルメを堪能して、セブ島の旅を満喫するのに、予算はどれくらいでしょうか。移動手段・レストラン・人気観光プランの3つにわけて解説します。

移動手段と予算

セブ島には電車がなく、バスもほとんど走っていません。観光客にとって1番適している移動手段は、タクシーです。初乗りは40フィリピンペソ(日本円で85円)で、とてもリーズナブル。

メーター制ですがたまにぼったくりをするタクシーがいるので、搭乗時にメーターを起動したかや、目的の場所までいくらかかるかを運転手に確認した方がいいです。セブシティと空港の移動は200フィリピンペソほど(日本円で427円)です。

セブ島の一般的な移動手段はジプニーです。決まったルートを走っていますが、手を挙げて停めて乗車し、降りたい場所を自己申告して降ろしてもらうという、タクシーのような使い方をします。

距離に関わらず1回の料金が7フィリピンペソ(日本円で14円)と激安ですが、行きたい場所を正確に伝えるのが難しくハードルが高め。さらにスリが多いので、あまりおすすめできません。

レストランの予算

物価が安いセブ島は、グルメもお得な値段のものが多いです。セブ島は水道水を飲むことができないので、ミネラルウォーターを購入します。1本約15フィリピンペソ(日本円で32円)です。

ご飯屋さんも安いところが多いですが、外資系の店など日本とあまり変わらない価格のお店もあります。例えばスターバックスのコーヒーは110フィリピンペソ(日本円で235円)で、日本より少し安いくらいです。

リーズナブルに食べるなら、地元フィリピン料理のお店がいいでしょう。ディナーなら500~800フィリピンペソ(日本円で1,069~1,710円)で、コース並みにお腹いっぱいに食べられます。

人気観光プランの料金

セブ島で人気のアクティビティは、海で遊ぶこと。特に人気の観光プランは、ジンベイザメと泳ぐプランです。料金は10,000~15,000円のものが多いです。

セブ島の周りにある島々を巡って、BBQやシュノーケルなどをして過ごすアイランドホッピングも人気の観光プラン。料金は10,000円前後です。

まとめ~自分の予算に合う飛行機やツアーをチョイスしてセブ島へ

ジンベイザメ

セブ島への行き方は、旅のスケジュールや予算によって、たくさんの選択肢から選ぶことができます。

直行便の格安ツアーやLCCセールを利用できればコストは大幅に削れます。でも、快適な機内の旅や、贅沢なホテルも捨てきれないです。自分の予算と譲れないポイントを考えながら、フライトやアクセス方法、ツアーを選んでくださいね。

なお、直行便の有無などフライト情報は変更になることがあるのでご注意ください。