旅行の荷造りをするうえで悩むのが衣類ですよね。フィリピンのリゾート地・セブに行くときはどのような服装がいいのでしょうか。

「1年中暑いって聞いたし、Tシャツとハーフパンツだけあればいいのでは?」と思うかもしれません。けれど、実はそれだけでは不十分な場面もあるのです。

セブに到着してから困った!ということがないように、いくつかの注意点をおさえて準備を進めてくださいね。

※1フィリピン・ペソ=約2.2円(2020年7月)

セブの気候

空

ビーチリゾートとして知られるフィリピンのセブは、熱帯雨林気候と熱帯モンスーン気候に属します。季節は乾季(12~5月)と雨季(6~11月)の2つしかありません。

1年を通して平均気温は27~30度。最低気温も20度を切ることはめったになく、イメージ通りの常夏の島です。最高気温が35度近くになると蒸し暑さも感じますが、自然豊かな環境であるため体感は日本の真夏ほどつらくありません。

1年中安定した気候に恵まれて過ごしやすいセブが、バカンスの目的地として人気なのも納得ですね。

セブの服装で気を付けたいこと

パイナップル

日差しに注意

1年中暑いセブでは、基本的に上下半そでの身軽な服装で快適に過ごせます。しかし、忘れてはいけないのが強烈な日差しです。赤道に近いため、紫外線の強さは日本の真夏以上。対策しなければ身体に不調をきたすこともあります。

外にいる時間が長いのであれば、帽子やサングラスといった日よけグッズは必須。特にビーチでは真っ白な砂に反射する光もまぶしいので、目を守るものが必要です。

場合によっては、長そでの衣類で肌を隠すことも考えておくといいでしょう。ローカルの女性を見ても、意外と長そでを着ている人が多いことに驚きます。気温が高いため、薄手のものや通気性の良いものがおすすめです。

エアコンに注意

意外と盲点なのが冷房です。外は常夏ですが、屋内ではキンキンに冷えるほどエアコンが作動しています。これはお店やホテルだけでなく、バスやタクシーなどの交通機関も同様。夏の服装のままで室内に長時間いると、多くの日本人は寒いと感じるほどです。

せっかくの旅行中にかぜをひくなんて絶対に避けたいですよね。エアコン対策として、さっと脱ぎ着できる羽織ものを用意しておくと安心。現地で持ち歩くかばんの中でかさばらない、薄手のカーディガンやショールなどがおすすめです。

スコールに注意

セブは雨季であっても日本のように雨が降り続くことはなく、短時間に激しい雨が降るスコールが発生します。まさに「バケツの水をひっくり返したような」という表現がぴったりの勢いで降るため、傘もあまり役立ちません。

スコールが1時間以上続くことはまれなので、すぐに屋内に逃げ込めばやり過ごせます。それでも、外で見舞われたときに全身びしょぬれになってしまうのは仕方ありません。衣類は乾きやすい生地のものを選ぶ、フェイスタオルを持ち歩くなどの工夫をしましょう。

乾季でも全くスコールがないわけではありませんが、回数は少なく、雨がやむとすぐに晴れることが多いです。

歩きやすい履き物で

ビーチリゾートのセブの足元は、ビーチサンダルが一番快適です。砂で汚れてもすぐに洗えますし、乾くのも速いので重宝します。街中をビーチサンダルで歩いている人も多いです。

ただし、現地ツアーで参加できるアクティビティの中には長距離を歩くものもあります。観光地として人気のカワサン滝にはトレッキングスポットもあり、サンダルで歩くのが危険な場所が含まれます。

このようなアクティビティに参加する予定がなくても、長時間サンダルで過ごすと靴ずれを起こすことも。念のため履きなれたスニーカーも持参すると安心です。

セブにドレスコードはある?

海辺

華美な服装は控えて

セブでは高級リゾートホテルやカジノでもドレスコードがないため、常にラフな服装で過ごせます。

開発途上地域のため路上生活者やストリート・チルドレンが多いです。むしろ高級品を身に着けていると危険な目に遭う可能性もあります。日本人はお金を持っているというイメージも根強く、ブランド品などを持ち歩くことは控えたほうが無難です。

同様に、女性があまりに露出度の高い服装で出歩くことも危険を伴います。海外であるということを意識し、清潔感のあるコーディネートを心がけましょう。

教会に行くときは注意

ほとんど唯一、服装に注意が必要なのは教会です。

たとえば観光地にもなっているシマラ教会は、華麗な建築が美しく日本からも訪れる人が多い場所。ここは露出の多いタンクトップ、ハーフパンツ、ビーチサンダルなどでは入場できません。ダメージデニムなど、極端にカジュアルな服装でも入場を断られるため注意しましょう。

セブ旅行の服装まとめ

ビーチ

衣類編

以上のポイントを踏まえ、荷物に入れる服装を整理しましょう。

基本となるのは半そでのシャツやTシャツ、ハーフパンツ。タンクトップでもいいでしょう。デニム素材のものは濡れると乾きづらいので要注意です。

日差しやエアコン対策として、薄手のカーディガンやショールなどの上着もあると便利です。

その他、各自の行程に合わせて必要なものを追加してください。教会に行くならフルレングスのパンツも必要……といった具合です。ドレスコードがないとはいえ、高級レストランでの食事では少しシックに決めると気分も高まりますよ。

小物編

日差し対策としてサングラスと帽子は必須です。マリン・アクティビティを楽しむ人は長袖のラッシュガードがあると便利。ビーチで遊ぶ場合にそなえて、タオルも何枚か持っていきたいですね。

足元は町歩きにもビーチにも対応できるよう、歩きやすいスニーカーとビーチサンダルの両方を持参するのがおすすめ。乾きやすい生地や水をはじきやすいものを選ぶといいでしょう。

セブ現地調達という手も

靴

到着してから思わぬ事態に遭遇し、「あれも持ってきておけばよかった……」と思うことがあるかもしれません。

そんなときは、現地で必要なものを買いそろえましょう。セブにはショッピングモールがいくつかあり、もちろん衣類や小物も購入できます。H&Mなどおなじみのブランドからプチプラのローカルブランドまで、選択肢は豊富です。

ローカルブランドのTシャツなどは、うまく探せば100フィリピン・ペソ(約220円)前後で買えてしまうことも!そのままお土産として持ち帰れますし、あえて現地調達してみるのもおすすめです。

まとめ~快適な旅行のために準備しよう

女性

急なスコールや外と室内の気温差など、常夏の島セブならではのポイントをお伝えしました。基本的にラフな服装で大丈夫ですが、それ以外に持っておくと安心なものもあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

航空機の重量制限や帰りのお土産のことも考えると、極力減らしたい旅行かばんの中身。必要最小限の荷物で旅立てるよう、参考にしてみてくださいね。