セブ島の隣に位置するボホール島は、自然豊かな島として知られています。その中でも特に自然の雄大さを感じられるのが、1,200を超える丘が連なる「チョコレートヒルズ」。目の前にあまたの丘が果てしなく広がる光景は、ボホール島でしか見られない絶景と評判です。

今回はボホール島のチョコレートヒルズを徹底解説します!魅力や行き方をはじめ、楽しみ方、ベストシーズン、ツアーの流れ、注意点など、旅行に役立つ情報を紹介しますよ。

※1フィリピン・ペソ(PHP)=約2.1円(2020年8月)

ボホール島の人気スポット・チョコレートヒルズ!

チョコレートヒルズ

ボホール島のマストスポットとして知られるチョコレートヒルズでは、あたり一帯に小さな丘がズラリと並びます。正確な数はいまだ不明ですが、1,200から1,700ほどあるといわれています。

丘の高さはだいたい30メートルから50メートルほど。形も大きさもほぼ同一の丘が大地からポコポコと出ているように見えるのは、かわいらしくも面白い光景です。生のチョコレートヒルズを見ると、自然の雄大さや不思議さを感じられるでしょう。

名前の由来は、乾期の後半である4~6月ごろに草が枯れ、チョコレートのような茶色に変化するため。円すい形の丘が茶色に染まった様子は、確かにハーシーのチョコやアポロチョコを連想させますね!

チョコレートヒルズはどうしてできた?

形も大きさも似通った丘が一帯に連なる、不思議な見た目のチョコレートヒルズ。いったいどのようにしてできたのでしょうか?

成り立ちについて、実ははっきりしたことはまだ解明されていません。しかし、ボホール島は石灰岩からできた島。一説によるとマグマによって海底が隆起し、風化しやすくもろい石灰岩が長年の雨水に浸食され、現在のような形になったそうです。

チョコレートヒルズにまつわる伝説がある!

ボホール島には、チョコレートヒルズの成り立ちにまつわる伝説も伝わっているそうです。

もっともメジャーなのが、大昔に巨人どうしが石を投げつけ合って戦ったというもの。そのときの石が残り、丘になったのだとか。ほかにも若い巨人が愛する女性を失い、流した涙が丘になったという説もあります。

まるでおとぎ話に出てきそうな不思議な地形は、このようにファンタジックな伝説も生み出しているのですね。

ボホール島ってどんな場所?

クルーズ

チョコレートヒルズがあるボホール島は、セブ島の東に位置する円形の島。7,000以上の島々から成るフィリピンでも10番目に大きい島です。

チョコレートヒルズはもちろん、世界最小のメガネザル・ターシャに会えることで知られています。また竹細工の船でロボック川を下るクルーズが開催されていることもあり、ボホール島はセブを訪れる観光客に大人気。

さらには美しい海として有名なアロナビーチもあり、シュノーケリングやダイビングも楽しめると評判です。

ボホール島はこのように、丘、森、川、海など豊かな自然が広がる島といえます。

チョコレートヒルズへの行き方は?

ボート

チョコレートヒルズを見るなら展望台に行こう

チョコレートヒルズを訪れるなら、やはり上から見渡すのがおすすめ。まずは展望台に行きましょう。

森の中に続く展望台への階段は約200段もあり、上るのは一苦労。しかし到着すると、目の前に広がる絶景が疲れを忘れさせてくれるでしょう。展望台からはチョコレートヒルズを360度見渡せるので、神秘的な景色を存分に眺めてくださいね。

展望台への入場料は、大人50ペソ(約100円)、子ども10ペソ(約20円)です。

基本情報

  • 名称:Chocolate Hills Complex(チョコレートヒルズ展望台)
  • 住所:Loay Interior Road, Carmen, Bohol
  • アクセス:タグビララン港から車で約1時間
  • 営業時間:8~18時
  • 電話番号:+63 1800 1 888 7777
  • 公式サイト:http://www.chocolatehills.net/

セブ島からボホール島への行き方は?

セブ島からボホール島に行くには、まずはセブ島の「Pier1」という港からフェリーに乗ります。

ボホール島のタグビララン港に行くフェリーは1日に20便前後出ているので、都合のいい便に乗りましょう。ただしチケットは売り切れることも多いので、なるべく早く行くのがおすすめ

またチョコレートヒルズは人気スポットなので、展望台は常に混みがちです。早い時間に行った方が、人混みを避けやすいかもしれません。

フェリーの所要時間は約2時間、チケットの料金は片道500~600ペソ(約1,050~1,260円)程度です。

ボホール島での移動方法は?

ボホール島内を移動するには、ローカルバスやタクシー、レンタカー、カーチャーター、ツアーなどの手段を利用できます。

ローカルバスは料金が非常に安く済むものの、約2時間の所要時間と、港からバスターミナルまで移動する手間がかかるためあまりおすすめしません。タクシーやレンタカー、カーチャーターで行く場合、所要時間は約1時間です。

チョコレートヒルズに行くならツアーがおすすめ!

もっともおすすめなのが、ボホール島を1日で観光できるツアー。人気スポットであるチョコレートヒルズは、ボホール島行きのツアーに必ずといっていいほど含まれています。

ツアーに参加すると観光スポットを効率的に回れるうえ、送迎の車に乗っていればいいので移動がとても楽。ツアー代金にはホテルへの送迎代やランチ代、セブ島からのフェリー代なども含まれていることがほとんどです。

日本で申し込む場合、ツアーの流れが日本語で確認できるのもポイント高いですね。

チョコレートヒルズではこんな楽しみ方もできる!

ジップライン

チョコレートヒルズ・アドベンチャーパーク

チョコレートヒルズでは景色を眺めるだけでなく、スリル満点のアクティビティにも挑戦できます。ジップラインやウオールクライミング、乗馬、つり橋での空中散歩……。さまざまな楽しみ方ができるのが、テーマパークの「チョコレートヒルズ・アドベンチャーパーク」

中でも人気なのが「自転車版ジップライン」ともいえるバイクジップです。ロープの上を自転車で走り抜けるのは、スリリングで爽快感バツグン。眼下にはチョコレートヒルズの丘々が広がるので、雄大な自然を見下ろしながら空を駆けられますよ。

入場料は60ペソ(約120円)で、アトラクションに応じて別料金を払う形式となっています。

基本情報

  • 名称:チョコレートヒルズ・アドベンチャーパーク(Chocolate Hills Adventure Park)
  • 住所:Loay Interior Road, Batuan, Bohol
  • アクセス:タグビララン港から車で約1時間
  • 営業時間:8時30分~17時30分
  • 電話番号:+63 932 667 7098
  • 公式サイト:https://www.chocolatehillsadventurepark.com/

バギー体験

チョコレートヒルズでは、四輪車のバギーに乗って走るアクティビティも人気です。バギーはアクセルを踏むだけで運転できるので、子どもでも乗れるほど簡単。土やぬかるみの上、チョコレートヒルズが見える野原など、さまざまな道をバギーで軽快に走りましょう。

さらには丘のふもとまでバギーで走り、そこから歩いてチョコレートヒルズの頂上まで登ることもできます。間近で見るチョコレートヒルズは、展望台から眺めるのとはまた違った迫力。

バギーに乗るにはツアーのオプションを利用するか、チョコレートヒルズ周辺のショップで申し込むといいですよ。料金は1人乗りで約1,000ペソ(約2,100円)、2人乗りで約1,500ペソ(約3,150円)が目安です。

チョコレートヒルズのベストシーズン(4月~6月前半)

ヤシの木

ボホール島の気候は乾期と雨期に分けられます。乾期は12~5月ごろ、雨期は6~11月ごろです。

チョコレートヒルズがチョコレート色になる時期に訪れたいなら、乾期の終わりである4月~6月前半ごろがいいでしょう。

それ以外の時期はチョコレートヒルズは緑色をしています。この時期は「ミントチョコレートヒルズ」や「抹茶チョコレートヒルズ」と呼ばれるなど、また違った景色を楽しめます!

ボホール島ツアーの流れを紹介!

クルーズ

ここではチョコレートヒルズ観光を含む、ボホール島アイランドホッピング・ツアーの一例を紹介します。このほかにもいろいろなプランがあるので、ぜひ探してみてくださいね!

AM5:45~6:15:ホテルへお迎え

この日は朝早くに出発します。滞在先のホテルまでスタッフが迎えに来てくれるので、車に乗ってセブ島の港に向かいましょう!

AM7:00:セブ島の港を出発

セブ島の港からボホール島に行くには、フェリーに乗ります。フェリーは冷房が利いて寒い場合もあるので、羽織りものを持っていくのがおすすめ。酔いやすい人は酔い止めも準備しましょう。ボホール島に着くのは朝の9時ごろです。

AM10:00:チョコレートヒルズ

ボホール島に着いたら、まずはチョコレートヒルズで絶景を楽しみます。展望台から丘が連なる圧倒的な景色を眺め、すてきな思い出を作ってくださいね!

AM10:50:アクティビティ

ジップラインやバイクジップ、バギーなどのアクティビティができるプランもあります。オプションでやってみたいアクティビティを選び、スリル満点のひとときを味わいましょう。

PM0:15:ランチタイム

おなかがすいた頃には、ロボック川まで移動してランチタイムです。ランチの内容はツアーによってさまざまですが、水上レストランでランチビュッフェが楽しめるプランなどもあります!

PM0:45:ロボック川クルーズ

ランチのあとはロボック川クルーズに参加し、竹細工の船で秘境のジャングルをめぐりましょう。ボホール島の大自然を感じられますよ。

PM2:30:ターシャ探し

ボホール島に生息する世界最小のメガネザル・ターシャに会いに行きます。ターシャは体長わずか10センチ。木にひっそりとつかまっているので、見逃さないように注意してくださいね。

PM3:45:バクライヨン教会

ツアーの締めに訪れるのは、フィリピン最古の教会であるバクライヨン教会。白い壁にはサンゴ礁が使われているなど、きれいな海に囲まれたセブらしい教会です。美しいステンドグラスも必見。

PM5:00:ボホール島を出発

ボホール島を出発し、セブ島の港に向かいます。セブ島に着くのは夜の7時ごろ。夜はまだ時間があるので、屋台村やスパなどに行くのもおすすめです。

バギー

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チョコレートヒルズに行くときの注意点は?

チョコレートヒルズ

歩きやすい格好で行こう

チョコレートヒルズの展望台は階段が200段以上あるので、歩きやすい格好で行きましょう。靴はサンダルやヒールではなく、はき慣れたスニーカーなどがいいですよ。展望台を上るときだけでなく、ジップラインなどのアクティビティをする際も楽でしょう。

バギーに乗る場合は服装に注意

バギーに乗るとぬかるみの泥が全身に跳ね、泥まみれになることも。汚れてもいい服装を準備しておくか、服の上を覆える雨がっぱのようなものがあるといいでしょう。

ショップによっては、ビニールカバーや汚れてもいいビーチサンダルをレンタルしてくれる場合もあります。ツアーに参加する人は事前に確認しておきましょう。

日焼け対策も入念に

チョコレートヒルズに限らず、ボホール島の日差しは日本よりも強いため、日焼けには注意が必要です。日焼け対策を怠ると、肌が真っ赤に焼けてしまうことも。

日焼け止めを塗っておく、カーディガンなどの羽織りものを用意するなど、しっかり対策しましょう。サングラスや帽子も携帯しておくと便利です。

まとめ~絶景を見渡した後は山肌で楽しんで!~

チョコレートヒルズは、世界遺産の候補とされる「暫定リスト」にも入っているスポット。その雄大で不思議な景色は、世界中の人々を引きつけてやみません。

展望台を訪れたあとはジップラインやバイクジップに挑戦するもよし、バギーでチョコレートヒルズの周りを走り回るもよし。いろいろな楽しみ方ができるので、友人や家族、カップルで行くのもおすすめです。

みなさんもボホール島で、チョコレートヒルズの不思議な絶景を堪能してきてくださいね!