フィリピンに行くならボホール島!そしてボホール島に行くならぜひその周りの小さな島々へ!ピースフルな時間と雄大な自然、おすすめ秘蔵スポットがこんなに手近なところに隠れています。

フィリピンのちょうど真ん中にあるので「フィリピンのおへそ」とも言われるボホール島。その本島の周りには、実に75もの大小さまざまな島々があります。

手つかずの自然や野生の生き物たちは、本島から離れた海の中にひそやかにかつ生き生きと生息しています。そうした地球の神秘に、リゾート感いっぱいの観光地からすぐにアクセスできてしまうのが驚きのボホール。せっかくボホール島へ行くなら、離島にも行かないともったいない!

ここではボホール在住5年の私が最もおすすめする5つの離島の魅力と行き方をご紹介します。

*1ペソ=約2.1円(2020年3月)

パングラオ島〜アクセスのよいリゾート島

ビーチ

快適さも自然も兼ねそなえた、ホワイトビーチのリゾート島として有名なパングラオ島。ボホールの旅は、まずこの島の空港に降り立つところから始まります。

ボホールの州都タグビララン市と橋でつながっているので、離島というよりは本島の一部のようで、他の島々や見どころへのアクセスも抜群。

そんなパングラオ島の知られざるスポットは、ヒナダグナン洞窟です。ボホール島に数ある洞窟のなかでも、ヒナダグナン洞窟は中に天然のプールがあり泳げるので人気

プールは意外に深いので、浮き輪やゴーグルを持参するとより楽しめます。水は澄んでいて冷たく、鍾乳石が神秘的な雰囲気です。

タグビララン市やパングラオ島のどこからでも、バスやトライシクル(バイクにサイドカーがついたタクシー)で15分程度で行けます。

  • 所在地:Bingag, Dauis, ボホール
  • 営業時間:7:30am〜5pmまで
  • 入場料:50ペソ(約115円)(駐車料金15ペソ、水泳費用75ペソは別途かかります。あわせると140ペソ(約322円))

バリカサグ島〜イルカやウミガメと出会える島

亀

ドルフィン・ウォッチング

地元ではパン・ボートとも呼ばれるバンカーボートで本島から30分くらいのバリカサグ島近辺は、ドルフィン・ウォッチングのスポット。早朝、陽が出る前にパングラオ島から出発し、ジャンプするイルカの群れを見た後は、明るい雰囲気のバリカサグ島に上陸してのんびり。

食事は持参することも、島でオーダーすることもできます。

シュノーケリング

バリカサグ島はフィリピンで五本の指に入るダイビングスポットとして有名で、シュノーケリングをするだけで、大きなウミガメと一緒に泳いだりもできます。

シュノーケルはひとり150ペソ(約345円)ほどで、島でレンタルできます。海中の見どころへと連れて行ってくれるボートは、パングラオとバリカサグを往復するボートとは別に、350ペソ(約805円)ほどでチャーター。

バージン島〜まばゆいほどの白砂と透き通る海

ビーチ

全島が白浜のバージン島は、干潮時に海のただ中に現れる奇跡のようなサンドバー(砂州の島)です。透明度の高い海の中を泳ぐとただただ空と海の一部になれる、この世のものとは思えないほど美しい場所。

売り子さんが売って歩いている謎の魚介類をつまんだり、温かい水の中に浸かって天然のスパのような全身浴を楽しんだり。

ただし建物も木陰もないので、暑い時は日傘でも欲しいほど。あまりゆっくりはできないかもしれませんが、バリカサグ島のついでに寄りたいフォト・スポット

パミラカン島〜クジラが見られる島

クジラ

最果てのパラダイスのような雰囲気のパミラカン島は、本島から12.5キロメートルほど南の海にある小さな島。貴重な生き物たちが暮らしているボホール・マリン・トライアングルという保護区域にあります。

ここには、イルカや世界最大のエイ、そしてなんと大きなクジラたちも泳いでいるそう!季節にもよりますが、小さめのゴンドウクジラから、体長18メートルにもなるマッコウクジラまで!

この秘境パミラカン島へはパングラオ島やバクライヨンの町からバンカーボートで約30分~1時間、宿泊もできます。

クジラ&イルカ・ウォッチングはひとり3,800ペソ(約8,740円)から。2~3人ならひとり1,950ペソ(約4,485円)、人数が増えるほどひとり当たりの金額は安くなります

1番シンプルなツアーは以下のような内容です。

早朝5時半、スタッフの方がホテルまで迎えに来てくれます。本島のバクライヨンの浜からボートで出発。クジラやイルカを探し、ボート上から観察。

朝7時頃パミラカン島に上陸。村を散策、ランチ、シュノーケルの後、午後2時頃バクライヨンへ戻り、3時頃ホテルへ送ってくれます。(ランチやシュノーケルの費用は含まれていません。)

他にも様々な組み合わせのツアーがあります。詳しくはサイトをご覧ください。

カビラオ島〜異世界に迷い込んだような島

海

ボホール島の西側、セブ島との間にあるカビラオ島は静かでエキゾチックな雰囲気が魅力。小さな島には舗装された道もなければ車も通らず、どこへでも歩いて行けて、まるで映画のなかにいるような別世界。

またラナオ湖は自然の鳥の楽園になっており、ボホールで1番のバード・ウォッチング・スポットです。

かつては巨大な貝もたくさんいたというカビラオ島の海は、ハンマーヘッド・シャークなどに出会える珊瑚礁の美しいスポットとして、ダイバーにも人気です。

本島からボートで行くことも、本島と橋でつながっているサンディンガン島まで陸路で行ってからボートで行くこともできます。

その他のおすすめ2カ所

食べ物

ローカル度満点の島々

本島の北側にも沢山の島々があり、ほとんど観光地化されていないので、ローカルな島の暮らしに触れられます。仕事も物資もなくインフラの整わない島での生活は大変。でも家族で海に入って楽しんでいる姿に癒されます。

こうした島々ならではの楽しみは、格安で食べられる新鮮な魚介類。1年を通じてカニやエビ、ウニや牡蠣類が豊富です。

本島のタリボン市やウバイ市から島民の足であるバンカーボートが行ったり来たりしており、波止場へ行けば大抵乗れますが、もしいなければ空いているボートに頼んで運賃交渉をしてもOK。地元の人々と触れ合いつつカニを食べにふらっと訪れてみては。

オスロブ〜ジンベイザメと泳げる場所

毎日ジンベイザメと泳げるスポットとして知られているオスロブの海も、ボホール島からたった1時間から1時間半のクルーズで行けます。至近距離でジンベイザメと遭遇できるチャンス!

ジンベイザメと泳ぐツアーは、パングラオ島のホテルなどで予約できます。自力で行きたい方はこちらから船のチケットが予約できます。往復1,500ペソ(約3450円)から。

まとめ〜まだまだ奥深いボホール島

エイ

ボホール島はチョコレートヒルズや白浜のビーチリゾートで知られていますが、その奥深い自然の魅力をさらに味わえるのが近辺の島々。まだ他にも美しい島がいっぱいです。

イルカやクジラ・ウォッチングのついでに、アイランド・ホッピングとしていくつかの島々を巡ってみるのも最高のデイトリップ。あるいはどこかの島に気の向くままにふらっと足を伸ばしてみるのもよし。

日程に余裕があれば、カビラオ島やパミラカン島、バリカサグ島などに滞在して、ゆったりした時間のなかダイビング三昧をしたり、まっさらなビーチを独り占めしたりするのも、めったに味わえない貴重な時間になることでしょう。

野生のままのクジラやウミガメやイルカの世界に、一生に1度、飛び込んでみませんか?