「リゾートならボホール島」と聞いたことはあるけれど、実際にどんなことができるのか、はっきりとイメージできない……。そんな方のために、ボホール島に5年以上住んでいる私が断然おすすめする、ボホール島の見どころとアクティビティをまとめました。

日帰りから長期滞在までさまざまな楽しみ方ができる、まるごとワンダーランドのボホール島! 便利のよいタグビララン市やパングラオ島にステイするのを前提に、アクセスしやすい場所の順にあげていきたいと思います。

※1ペソ=約2.1円(2020年3月)

ボホール島の海を堪能するマリン・アクティビティ

ビーチ

ボホール島は何といっても海がすばらしくきれいです。真っ白な砂にひたひたと打ち寄せる透明な波。ビーチで時間を忘れてのんびりするもよし、水中で魚とたわむれてみるもよし。

異国のリゾート感あふれるパングラオ島のアロナ・ビーチにはたくさんのダイブショップやホテルがあり、ダイビング、シュノーケリング、バナナボート、パラセーリング、ドルフィンウォッチングなどさまざまなアクティビティに対応してくれます。どれかに初挑戦してみるチャンス!

一日中くつろぎたい方には、ボホール・ビーチクラブのデイ・パス(日帰りで施設を利用できるサービス)もおすすめ。食事込み一人600ペソ(約1,272円)でリゾート気分を満喫できます。予約不要、直接フロントで申し込みできます。

ボホール・ビーチクラブ

ボホール島でドルフィン・ウォッチング

イルカ

早朝、ボホール島のまわりにはなんとイルカの群れが現れます。まわりといってもボートで15〜20分ほどの小さな島、バリカサグ島やパミラカン島付近がスポット。

アロナビーチからのツアーに参加するとひとり2,000ペソ(約4,240円)(食事やシュノーケル込み)から。人数が増えるほどひとり当たりの値段は安くなります。自力で行くならパングラオ島の桟橋へ行き1,500ペソ(約3,180円)ほどでボートをチャーター。

イルカは陽が昇ると水中深く潜ってしまうため、日の出前後の数十分が狙い目。遅れなければ、高い確率でイルカを見ることができます。誰もが一度はあこがれるドルフィン・ウォッチングが、まさに「朝飯前」の気軽さで可能です!

ボホール島から島巡りアイランド・ホッピング

ボート

ボホール島の周りには75もの小さな島々があり、ウミガメやジンベイザメにも会えるシュノーケリング・ダイビングスポットとして知られています。ボートでそのいくつかの島に上陸し、泳いだり食事をしたりするのがアイランド・ホッピング

上記のドルフィン・ウォッチングと組み合わせて行くことが多いので、お値段は上記のドルフィン・ウォッチングに含まれています。

バリカサグ島でシュノーケリングとランチをして、真っ白な砂州の島バージン・アイランドで美しい景色を堪能するのが定番。

他にもパミラカン島やカビラオ島などには独特のエキゾチックな雰囲気があり、まるで別世界に紛れ込んだよう。宿泊もできるので、ぜひゆっくり訪れてみたいですね。

ボホール島の歴史的スポット観光2選

フィリピンの歴史に残る血盟記念碑(Blood compact site)

1565年にスペインとフィリピン両国の代表が血の杯を交わし友好関係協約を結んだという歴史的な場所がボホールにあります。これはヨーロッパとアジアの間で交わされた世界初の友好協約にあたるのだそう!

タグビララン郊外の国道沿い(道ばたといった方が正しいような場所)に建っているので、気軽に寄っていきましょう。

  • 所在地:V.P Inting Ave, Dakabayan sa Tagbilaran, Bohol

ボホール最古の由緒あるバクライヨン教会

バクライヨン教会

ボホールにはスペイン領だった頃の石造りの聖堂がたくさん残っています。そのなかで最も古いバクライヨン教会は1717年に着工、1727年に完成したフィリピン最古級の聖堂です。

スペイン植民地時代の様式がよく保存されている遺跡ながら、未だに現役の聖堂として使われています。中に入っての見学や撮影もOKですが、ミサなどの時は撮影は遠慮しましょう。

タグビララン市内から15分ほど、血盟記念碑を少し過ぎた国道沿いにあります。

  • 所在地:JWF6+4X Baclayon, Bohol
  • 開場時間:8am〜5pm(昼休み正午〜1:30pm)
  • 入場無料

ボホール島のロボック川下りランチクルーズ

ロボック川

フローティング・レストランと呼ばれる水上レストランで川下りをしながらランチやディナーを楽しめる場所は、ボホールには2カ所あります。

ロボック川 Loboc Riverwatch Floating Restaurant

よく知られているのはタグビララン市内から約1時間のロボック川クルーズ。ゆったりとした流れを小1時間、生演奏、民族ダンスショーを楽しみながらの船上ブッフェは、年代を問わず人気。

ランチ、ディナー、ホタル見物クルーズ(下記「ホタルツリー・ツアー」の項参照)があります。

  • 所在地:Poblacion Sawang, Loboc, Bohol
  • コンセプト:ピースフルなクルーズ
  • 見どころ:バンブーダンス・ショー
  • 所有時間:約1時間
  • 値段:ひとり550ペソ(約1,166円)、11歳以下:250ペソ(約530円)、3歳以下:無料
  • 営業時間:8am〜9pm
  • webサイト:https://lobocriverwatch.com

ロアイ川 Rio Verde Floating Resto

もうひとつのまだ余り知られていない穴場が、ロアイ川(タグビラランから約45分)のランチクルーズ。こちらも1時間ほどの生演奏付きブッフェランチですが、ロボック川よりも木々が密集しているため、未開の地へゆく「ジャングル・クルーズ」の雰囲気です。

しかもロアイ川付近に暮らす少数民族である「アティ族」の模擬集落に15分ほど舟が着きます。アティ族の人々と写真を一緒に撮ったら、20ペソ(約42円)ほどチップをあげるといいでしょう。

  • 所在地:Poblacion Ubos, Loay, Bohol
  • コンセプト:ジャングル・クルーズ
  • 見どころ:アティ族の村
  • 値段:ひとり650ペソか750ペソ(約1,378円、1,590円)を選べます。
  • 所有時間:約1時間
  • 営業時間:8am〜2pm(ランチクルーズ) ※ホタルツアーもあります。下記「ホタルツリー・ツアー」の項参照。
  • webサイト:なし

ボホール島の不思議な山チョコレートヒルズ

チョコレートヒルズ

タグビララン市内から55km(約2時間)、ボホール島の中心部にある有名なチョコレートヒルズは、なんといってもボホール最大の見どころです。ユネスコの世界遺産にも登録申請中。

サグバヤンピークという丘の上に展望台があるので、駐車場から214段の階段を登っていきます。巨人たちがケンカして巨石を投げあったからできたというおとぎ話があるほど、どうしてできたのかは未だに謎が多いようです。不思議な丸い丘が千数百以上も連なる絶景は圧巻

ボホール島のアドベンチャーパークで空中体験(ジップライン)

ジップライン

チョコレートヒルズの西側、近辺、東側(ロボック、カルメン、ダナオ)の三カ所にアドベンチャーパークがあり、ロープで空中を滑空するジップラインや、ロック・クライミングなどにトライできます。

川の上空を渡るジップラインやケーブルカーならロボック、自然の中を歩いたり、空中自転車、綱渡り、空中サーフィンなどの変わり種にトライしたいならカルメン、本格的な冒険派にはダナオがおすすめ。

ダナオのジップラインはフィリピンでも最長かつ最も高いところを行くジップライン。相当怖いと評判です。一生の思い出になる空の冒険を楽しんで!

Loboc Ecotourism Adventure Park

  • 所在地:Loboc, Bohol
  • 値段:ジップライン1人400ペソ(約848円)
  • ケーブルカー1人250ペソ(約530円)から。
  • webサイト:なし。参考はこちら。https://www.trip.com/

Chocolate Hills Adventure Park

Danao Adventure Park

  • 所在地:Buenavista-Carmen-Danao-Jetafe road, Danao, Bohol
  • ジップライン350ペソ(約742円)から
  • webサイト:http://www.eatdanao.com/

ボホール島でかわいいメガネザルターシャを間近で見る

ターシャ

フィリピン・メガネザルとも呼ばれる世界最小級の霊長類ターシャ。猫に襲われてしまうほどの小さな小さなお猿さんです。このターシャは現在だいふ減ってしまったものの、ボホールの森林に生息しており、自然の状態で保護されています。

とはいえ、ターシャに会うために森をさまよう必要はありません。ターシャが見られる場所が主に3カ所あり、どれもタグビララン市内からチョコレートヒルズに行く途中に、気軽に立ち寄ることができます。

ターシャ保護エリア(Tarsier Conservation Area)

ひとつ目はロボックにあるターシャ保護エリア。

  • 所在地:Loay Interior Road, Loboc, Bohol
  • 料金 大人:50ペソ(約106円)、子供・シニア:20ペソ(約42円) 、7歳以下無料
  • 営業時間:8am〜5pm
  • webサイト:なし

野生動物自然公園(Loboc Wildlife & Nature Park)

ふたつ目はロボックに新しくオープンした野生動物自然公園。ターシャも見られるうえ、様々な動物たちとも触れあえるミニ動物園

フィリピン・ターシャ自然保護区(Philippine Tarsier Sanctuary)

三つ目は、タグビララン市内から20〜30分のコレリアにあるフィリピン・ターシャ自然保護区。ターシャのことをもっと知りたい方におすすめ。静かな林の中で眠っているターシャは、とってもかわいいです

ボホール島のマングローブの森に漕ぎ入ろう

マングローブ

タグビララン市内から15分程のアバタン川には、マングローブの間をカヤックや小舟でゆくツアーがあります。マングローブの森に分け入り、鏡のような水面をすべっていくと、森の中なのに下は深い水という不思議な世界に溶け込んでしまいます。

何百種類もの魚をはじめ、たくさんの生き物のゆりかごであるマングローブの森。鳥の声と静謐な空間にいやされます。カゴ作りや食事も含めて1時間から5時間のツアーをお好みでアレンジできます。

アバタン・リバー ビジターセンター

  • 所在地:Salvador, Cortes, Bohol
  • 料金:シングルカヤック 800ペソ(約1,696円)、ダブルカヤック 1,100ペソ(約2,332円)、貸切舟 ふたりで1,000ペソ(約2,120円)から(人数が多いほどひとり当たりの値段は下がります)
  • 営業時間:6am〜12am
  • webサイト:http://riverlife.ph/

ボホール島のホタルツリー・ツアー

ボート

ボホール島に宿泊するならぜひ! 上記のマングローブの森、アバタン川や、ロアイ川、ロボック川で、ホタルを見るクルーズができます。

しかもここのホタルはただ飛んでいるだけではなく特定の木にたくさん群がるので、まるでクリスマスのイルミネーションのよう! ホタルツリーと呼ばれています。

ロボックにはボードの上に立ってオールで漕いでゆくSUP(スタンディングアップ・パドル)という変わり種アクティビティもあります。

マングローブの森とホタルツリーを見るツアー(食事や送迎込みで2,450ペソ程度)に参加するのも手。季節は問いませんが、満月や風の強い日はホタルが少ないそう。ホタルを見るならこの三カ所!

場所
値段
スケジュール
アバタン リバー・ビジターセンター
乗り合い舟 ひとり450ペソ(約954円)(7:30pm発のみ)、ほかは上記のマングローブの森のカヤック等と同じ
6:30pm、 7:30pm、 8:30pm出発
ロアイ川 Loay Enchanting firefly
350ペソ(食事なし)(約742円)
7pm出発の1ツアーのみ
ロボック川 firefly boat tour
ロボック川ディナークルーズと同じ
6:30pm出発と、8pm出発の2ツアーあり
ロボック川 ホタル観賞SUP Roboc River Resort
950ペソ
随時(1時間程度)

まとめ:2日でここまでできるボホール島

ボホール島

海中から空中まで、たくさんの冒険と美しい景色とがあふれているボホール島。子どもから年配の方まで楽しめます。

初心者にもやさしいアクティビティが多く、ほぼすべて予約なしで直接その場に行けばよい気軽さ、どの見どころもあまり遠くないアクセスのよさ、そして期待を裏切らない満足度の高さが魅力。

運転手付きの車や貸し切りバンを1,500ペソ(約3,180円)程度でレンタルすれば、スムーズに中2日で上記のスポットをほぼ網羅することができます。

観光と海を2日で満喫するモデルプラン

  • 1日目:到着。昼から貸し切りバンでツアー(歴史的スポット、川下りランチ、チョコレートヒルズ、ジップライン、ターシャ、夕方からマングローブの森でカヤック&ホタルツリー見物)。パングラオ島泊
  • 2日目:早朝からドルフィンウォッチングとアイランド・ホッピングをしながらシュノーケリング。午後はビーチでのんびり。

長いお休みがなくても大丈夫!気楽に行けるボホール島で、心ゆくまで休暇を堪能してみませんか?自然の中で心の底からリフレッシュできる旅になることでしょう。

※注意:各施設は定休日こそないものの、国民の休日にはボートなどがお休みになる可能性があります。また値段は予告なく変更する可能性があります。事前の確認が必要です。